読んだ本の感想など

電車の中やカフェで読んだ本の感想などを。

読書

桐山徹也『ループ・ループ・ループ』ネタバレ感想

桐山徹也『ループ・ループ・ループ』宝島社文庫 2020年4月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 発売されてすぐ買いました。この作者は前作の『愚者のスプーンは曲がる』がめちゃめちゃおもしろかったので次回作をずっと楽しみに待…

朝永理人『幽霊たちの不在証明』ネタバレ感想

朝永理人『幽霊たちの不在証明』宝島社文庫 2020年3月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 出たばかりの新刊ですね。小田急百貨店10階の本屋で購入しました。2020年3月、東京がロックダウンされるかもみたいな話があった時期の話…

知念実希人『仮面病棟』ネタバレ感想

知念実希人『仮面病棟』実業之日本社文庫 2014年12月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 最近めちゃめちゃこの作者の小説を読んでいます。仕事が落ち着いてきて、あとまだ何件か大きな案件が控えていますけど、ひとまずは来てい…

知念実希人『リアルフェイス』ネタバレ感想

知念実希人『リアルフェイス』実業之日本社文庫 2018年6月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 『誘拐遊戯』がおもしろかったので、同じ作者の小説をということでAmazonで買いました。Amazonで買ったせいでカバーがなくて帯を見な…

知念実希人『誘拐遊戯』ネタバレ感想

知念実希人『誘拐遊戯』実業之日本社文庫 2019年10月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 新型コロナウィルスで外出自粛になり、飲み会やらの予定がすべてキャンセルになって家で過ごす時間が増えました。仕事の方も郵送やメール…

小林泰三『クララ殺し』ネタバレ感想

小林泰三『クララ殺し』創元推理文庫 2020年2月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 前作アリス殺しがおもしろかったので、twitterで続編出てるよと教えてもらって、すぐに買いに行きました。これもまたかなり長い日数をかけて読…

倉井眉介『怪物の木こり』ネタバレ感想

倉井眉介『怪物の木こり』宝島社文庫 2020年2月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 久しぶりのブログ更新になりました。 さすがに確定申告の期間は読書時間が減っていました。でも3月に入り仕事も落ち着いてきましたので、これか…

PHP新書『売ってはいけない』感想

永井孝尚『売ってはいけない』PHP新書 2019年10月刊 また久しぶりのブログ更新になりました。ここ1ヶ月くらいいそがしくて読書時間が減っていたのですが、最近ようやく仕事や生活も落ち着いてきて時間が取れるようになってきたので、どんどん読書していこう…

アンソニー・ホロヴィッツ『メインテーマは殺人』ネタバレ感想

アンソニー・ホロヴィッツ『メインテーマは殺人』創元推理文庫 2019年9月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 ずいぶん久しぶりの読書感想になりました。実際この1ヶ月くらいは、ほとんど小説を読んでいませんでした。ビジネス系…

道尾秀介『カラスの親指』ネタバレ感想

道尾秀介『カラスの親指』講談社文庫 2011年7月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 いつもTwitterで小説を教えてもらっている人が今読んでいると言っていた本。ちょうど寝る前に読む本がなくなっていたので、それならばというこ…

芦沢央『バック・ステージ』ネタバレ感想

芦沢央『バック・ステージ』角川文庫 2019年9月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 広島旅行のときに新幹線の中で読みました。広島の福山駅に着いたときもまだ途中で、そのあと福塩線という電車に乗り換えたあとも車内で読み続け…

今村昌弘『屍人荘の殺人』ネタバレ感想

今村昌弘『屍人荘の殺人』創元推理文庫 2019年9月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 いつもTwitterで小説を教えてもらっている人から、ずっと前から教えてもらっていた小説でした。文庫化されたら買おうとずっと思ってた。映画…

辻堂ゆめ『君の思い出をください、と天使は言った』ネタバレ感想

辻堂ゆめ『君の思い出をください、と天使は言った』角川文庫 2019年8月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 吉祥寺キラリナ7階の本屋で購入しました。知ってる作者の本だなーと思って。最近はビジネス新書系の本ばかり読んでいた…

小林由香『ジャッジメント』ネタバレ感想

小林由香『ジャッジメント』双葉文庫 2018年8月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 吉祥寺アトレ2階のブックファーストで1ヶ月前くらいに購入していました。平積みでPOP付きで推されていたと思いましたが、1年前の作品だったので…

道尾秀介『片眼の猿』ネタバレ感想

道尾秀介『片目の猿』新潮文庫 2007年2月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 恵比寿アトレの有隣堂で購入しました。1ヶ月くらい前に、ライブで恵比寿へ行ったときのついでに購入していました。それを今ごろになってようやく読破…

辻堂ゆめ『今、死ぬ夢を見ましたか』ネタバレ感想

辻堂ゆめ『今、死ぬ夢を見ましたか』宝島社文庫 2019年3月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 何日か前に読み終わっていました。吉祥寺キラリナ7階の本屋で購入して、寝る前に読む感じで4~5日くらいで読み終わったと思います。…

日部星花『偽りの私達』ネタバレ感想

日部星花『偽りの私達』宝島社文庫 2019年7月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 Twitterでいつも小説をおすすめしてもらってる人からいくつか教えてもらったうちの1冊です。今月出たばかりの新刊でした。17歳が書いたということ…

雫井脩介『望み』ネタバレ感想

雫井脩介『望み』角川文庫 2019年4月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 Twitterでおすすめされて購入しました。母親の心情がリアルでしんどい、と。 3~4日くらいかけて読みましたけど、後半部分は、すごい眠れなかった日に一気…

秋吉理香子『自殺予定日』ネタバレ感想

秋吉理香子『自殺予定日』創元推理文庫 2019年5月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 急に仕事がいっぱい入って、小説を読んだり美術館へ行ったりする時間を取れなくなってしまいました。はやく高井戸駅前にオフィスを移転して従…

芦沢央『許されようとは思いません』ネタバレ感想

芦沢央『許されようとは思いません』新潮文庫 2019年6月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 今月出たばかりの新刊ですね。今月に入ってから仕事が少し忙しくなってきて、寝る前に小説を読む時間があまり取れてませんでした。でも…

『囀る鳥は羽ばたかない』最新6巻までネタバレ感想

ヨネダコウ『囀る鳥は羽ばたかない』大洋図書(最新6巻 2019年5月刊 まで) ※BL漫画です。 ※感想はネタバレで書いていこうと思います(6巻まで) この手の漫画のガチ勢の人から借りてきました。実はこのジャンルの漫画を読むのは初めてではなく、むかーし仲…

櫛木理宇『少女葬』ネタバレ感想

櫛木理宇『少女葬』新潮文庫 2019年5月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 ミステリではないけど一気読みだったと教えてもらった小説でした。まったく知らない作者の知らない小説でしたけど、新刊コーナーに平積みにされていまし…

小林泰三『アリス殺し』ネタバレ感想

小林泰三『アリス殺し』創元推理文庫 2019年4月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 ずっと前からおもしろいらしいと聞いていた小説。最近ようやく文庫化されたので、井の頭線の永福町駅の啓文堂書店で、仕事の合間に買ってきまし…

長沢樹『夏服パースペクティヴ』ネタバレ感想

長沢樹『夏服パースペクティヴ』角川文庫 2015年12月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 久しぶりの更新になりました。けっこう前に読み終わっていたのですが、ブログを更新するタイミングがなかった。事務所の新規の仕事が何件…

長沢樹『消失グラデーション』ネタバレ感想

長沢樹『消失グラデーション』角川文庫 2014年2月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 GWはビジネス系の新書や税金関係の専門書ばかり読んでいました。この『消失グラデーション』はTwitterで教えてもらって4月下旬くらいに購入し…

小林泰三『殺人鬼にまつわる備忘録』ネタバレ感想

小林泰三『殺人鬼にまつわる備忘録』幻冬舎文庫 2018年10月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 Twitterでおすすめしてもらって購入しました。吉祥寺キラリナの本屋でもアトレの本屋でも売ってなくって、結局Amazonで買いました。…

住野よる『よるのばけもの』ネタバレ感想

住野よる『よるのばけもの』双葉文庫 2019年4月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 Twitterで色々とおすすめ小説を教えてもらっていたのですが、本屋の新刊コーナーでこの本を見つけて、すぐに購入しました。そして他の本をすべ…

麻耶雄嵩『あぶない叔父さん』ネタバレ感想

麻耶雄嵩『あぶない叔父さん』新潮文庫 2018年3月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 twitterでいくつかオススメを教えてもらったうちの1冊でした。なんとなく名前は知っていたけど…という印象の本でした。この作者の小説はいく…

深水黎一郎『最後のトリック』ネタバレ感想

深水黎一郎『最後のトリック』河出文庫 2014年10月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 本屋で平積みにされているのを見て『ミステリーアリーナ』の人の新作だなぁと思って購入しました。そしたら、新作ではなかったのですね。い…

アンソニー・ホロヴィッツ『カササギ殺人事件』ネタバレ感想

アンソニー・ホロヴィッツ『カササギ殺人事件』(上・下)創元推理文庫 2018年9月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 すごくおもしろいらしいとTwitterで教えてもらって購入しました。たしかに、これはかなりおもしろかったです…