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「バチェラージャパン シーズン5」最終話エピソード10まで感想

「バチェラージャパン シーズン5」最終話エピソード10まで感想

 

バチェラーあっという間に終わってしまいましたね。この1ヶ月間、めちゃめちゃ楽しかったです。毎週楽しかった。特に今回は突っ込みどころも多くて、それでいて感動できる演出もあったりして、とても良かった。

エピソード5で女性陣が服を着たままプールに飛び込むシーンで音楽だけになる演出は、過去の全バチェラーの中のトップ名シーンだったと思います。そのまま音楽だけの中でローズ渡しているシーンが挟み込まれて。Amazonの演出が良すぎました。制作陣が天才でした。

大内さんの肩書きが「魔性のまじめ」なのも天才的センスだったと思います。「金髪メンヘラガール」とかではなく。

※最終話までネタバレで語ります。

最後、恋愛をしたいという理由で大内さんを選ぶというエンドでした。もう完全にモテない37歳独身男性あるあるというか、かなりわかりみが深かったですね。雄みを出させてくれる年下女性なんて、きっと理想ですよね。世の中の37歳独身男性って、恋愛したくて、その結果として結婚したいと思っていますからね。結婚相手としてなら西山さんの方が良いだろう?と全視聴者が思ったと思いますけど、モテない独身男性は結婚の前にまず恋愛したいですからね。今回のバチェラー5は、37歳独身男性が夢をかなえた物語でしたね。Amazonが普通の独身男性にバチェラーという肩書きを与えて、夢を実現させてしまった。最後に西山さんに対してキスして落とすというひどすぎる仕打ちがありましたけど、これもきっとモテない独身男性の夢実現なのですよね。

西山さんにキスして落としていたのは、これは炎上するんじゃないかと思って見ていました。ここまでしておいて落としたらひどすぎるぞ…?って感じでしたもんね。コメンテーターの人が最後にどっちを選ぶかわからないと言っていたのも、さすがに自分からキスしておいて落とすなんてひどいことをバチェラーがするわけないだろうという気持ちがあったからだと思います。西山さんへのキスがなかったら全員が素直に大内さん予想だったと思います。モテない37歳独身男性はこれくらいのことはするということを華やかなコメンテーター陣は予想できなかった。きっとコメンテーター4人とも華やかな芸能界でモテてきた人たちなのでしょう。

最終話で、なんだか急に大内さんが情緒不安定な人に見えました。今までもそういう要素は感じてはいましたけど、最終話で一気に、途中で辞退して帰ろうとしたエピソードとか、両親との場で普通の会話中に泣きだしたりとか、母親から連絡が来たら泣き出したというエピソードとか、やばみを感じる瞬間が増したように思えました。あと、西山さんが情緒安定しすぎていたから対比で大内さんが不安定に見えたというのもあったかもしれません。すごい綺麗な対比だったと思います。

最後、婚約で終わったのは良かったと思います。長谷川さんは、これはもう悔いは無いと思います。大内さん視点だと、今までは長谷川さんと結婚する利点があるのだろうか…?という感じでしたけど、最終話の情緒不安定なところを見ると、年上で言うこと聞いてくれそうな長谷川さんとの結婚は有りなのかなと見えてきました。長谷川さんが全部折れてくれそう。

最終話で家族にどんな家庭にしたいか聞かれたときに、それまでは女性陣に家族同士で旅行に行くような家庭を~と言っていたのに急に口ごもってしまったのは、ちょっと人間味を感じました。大内さんの家庭(スナックで働くお母さん)と一緒に毎年ハワイ旅行に行く未来は想像できないですよね。まぁ独身のときの理想の家庭像なんてあってないようなものですしね。どうせ恋愛してれば何でも折れられますし。

長谷川さんも大内さんも人柄の良さはとても伝わってきますし、最後はとてもとても祝福でした。これだけ年下のかわいい人と結婚したら5年後も10年後も普通に恋愛してそうですよね。