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SB新書『その「一言」が子どもの脳をダメにする』感想

成田奈緒子・上岡勇二『その「一言」が子どもの脳をダメにする』SB新書 2023年10月刊

 

 

子育て支援組織の人が書いた本で、子どもへ声をかけるときのダメな言い回しと良い言い回しが事例で載っていて、わかりやすい本でした。基本的には、ダメな言い回しについては、「ちゃんと〇〇しなさい」みたいな当然アウトだろうというような言い回しがずらーっと並んでいました。大人に言ってアウトなことは当然子どもに言ってもアウトですよね。といっても、ダメな言い回しの「〇〇するのはやめなさい(例:ゲームやめなさい)」とか「〇〇しなさい(例:片づけなさい)」とかは、ついつい言ってしまうのもよくわかりますね。全然寝てくれなくて困ったりしますし、そういうときに子どもに対して苛立ってしまったりすることもあると思います。

うちの子はいま10ヶ月くらいで、まだまだ声をかけるという時期では無いのですけど、人の顔をぺちぺち叩いてきゃっきゃっと笑ったりするので、それをどうやってやめさせればいいのかなーといつも迷っています。人の顔を叩くのはよくないと言ったりするのですけど全然伝わってなさそうです。もちろん言葉の意味もわからないでしょうし。そのうちわかってくれるようになるのですかね。

うちは基本手探りで子育てをしているのでわからないことばかりです。子どもの脳がダメになっているのかいないのか、気にしたこともないです。この本でダメな例として挙げられているような言葉はどれも言わないだろうとは思いますけど、自分が早く寝たいときに子どもに対して寝なさいと言ってしまったりは、ありそうだなぁとは思います。気をつけたいですね。とりあえず、まずは自分がストレス無く余裕を持って過ごしていきたいですね。仕事を調整したりしながら。開業税理士はそのあたりを自由にできるので、子育てには向いてる職業だなぁと思っています。