読んだ本の感想など

電車の中やカフェで読んだ本の感想などを。

2021年~2022年よく聴いていた曲まとめ

仕事中ずっとYoutubeを流しているので流行りの曲には詳しい方だと思います。

ちなみに曲だけではなくYoutuberの動画もずっと流していますけど、画面は見れないので音声だけで聞いていられるようなチャンネルが好きです。本の要約系のやつとか。対談とかトークとか。

 

ということで、去年~今年くらいでよく聴いていた曲を並べてみます。

 

前回の「2019年上半期よく聴いていた曲まとめ」

前回から3年くらい経ってしまってますね。3年前とかいって。まだ独身だった時代ですね。産まれる前くらいに感じますが。

 

 

 

きゃない - 夕暮れ【OFFICIAL MUSIC VIDEO】 - YouTube

コインランドリーも良いし、全曲良いと思いますけど。曲も声も良い。ライブ行きたいけど今は路上ライブしかしていないぽいですね。路上ライブめちゃめちゃ人が多そう。でも行ってみようかなぁ。

 

 

ミライチズ/夜のひと笑い (Official Music Video) - YouTube

これが2021年一番聴いていた曲かなぁと思います。動画はあんまり見ていないのですけど。そもそもカップルチャンネル系はほぼ見ないのですよね。でも最近の新居引っ越しルームツアーの動画は全部みました。高級マンションのルームツアー系の動画すごい好きです。テンション上がります。

 

 

 

【102】[feat. 和ぬか, asmi] ヨワネハキ / MAISONdes - YouTube

2021年はこれもよく聴いてました。今もカラオケで歌います。歌詞はそこまで共感などは無かったですけど、1回聴いて覚えられるわかりやすさで、とても良い曲だなぁと思います。

 

 

【臨界ダイバー(本家)】うみろ(元こじろー)feat.flower - YouTube

すごい古い曲のようですけど、去年くらいに知ってすごい聴いてました。歌詞もメロディも良い。本家動画ではなく歌ってみた動画で覚えましたけど。ボカロ系の曲も歌ってみたの曲も何でも聴きます。

 

 

ヨルシカ - 春泥棒(OFFICIAL VIDEO) - YouTube

あとは2021年は、このMVがかっこよすぎて延々と見てました。もう1年以上前なのでもはや懐かしいですけど。曲も普通に良いですね。

 

他にも2021年~2022年に聴いていた曲ってめちゃめちゃあったと思います。やっぱり季節ごとくらいにブログ記事にメモっておくのが良いですね。

最近ようやくコロナ禍の行動制限が緩和されてきた感じがありますし、今年は色んなライブに行ってみたいですね!

光文社新書『映画を早送りで観る人たち』感想

田豊史『映画を早送りで観る人たち』光文社新書 2022年4月刊

 

 

Amazonkindleで購入しました。電車の中で少しずつ読み進めて、1週間くらいで読破しました。ちなみに飛ばすところは飛ばしながら、まさにこの本でいうところの倍速視聴のような感じで読破しています。これはまぁ普通に、新聞を読むのと同じ感覚というか。

映画やドラマやアニメを倍速視聴したりネタバレを確認してから観たりしている若者たちの考え方や生活状況についての本でした。私はどれも倍速視聴したことがなくって、というか映画やドラマやアニメを観る習慣がなくって、倍速視聴やネタバレ後に視聴するテクニックについては、なるほど~それで充分だなぁと思いました。私が子どものころは倍速で快適に視聴できる環境が整ってなくって、なので敬遠していました。単純に遅すぎてきつかったです。テレビドラマは15分の内容を1時間にしていると感じていましたし、テレビアニメは5分の内容を30分にしていると感じていました。今はさすがに違うかもしれません。現代人はもっともっといそがしくなっていると思いますし。テレビアニメなんか前と後に毎回同じ曲が流れるという謎の構成でしたよね。あきらかに作り手が楽をするためのシステムですよね。ユーザーのためではなく。なんかユーザーのためを思っていないものに対してお金や時間を使うのって抵抗ありますよね。というのが、私の世代の(私の?)考え方でしたね。私はそれで漫画や小説やゲームばかり楽しんでいました。漫画や小説は自分のペースで読めますし。1ページを1分で読んでもいいし1秒で読んでもいいし飛ばしてもいい。倍速視聴どころか変速視聴ですね。楽で良いです。

この本の中で今の若い世代はいそがしすぎるという話題がありましたけど、本当に大変そうだなぁと思います。今の大学生は過去一番まじめに授業に出て、過去一番まじめにアルバイトをして、それで漫画や映画やドラマは過去一番の量で供給されているわけですから。まともに観てる時間ないですよね。睡眠にもSNSにも時間を取られますし。効率厨にならないと何者にもなれないですよね。

たぶん私の世代がすべての国のすべての世代の中で一番エンターテイメントに集中できた世代なのかなぁと思います。上の世代がテレビのバラエティ番組やスポーツ中継に使っていた時間を漫画に費やしてきましたし、下の世代がSNSに使っている時間を漫画に費やしてきました。ちなみにそんな世代の私がいま一番熱いと思う漫画は『龍と苺』です。この本の主旨に乗っ取って解説すると主人公の竜王戦トーナメント以外はすべて飛ばし読みで大丈夫です。が、本筋と関係ないところでも台詞回しや話のオチがおもしろすぎてニヤリと読んでしまいます。

とりあえず倍速視聴やネタバレを見てから視聴は、もっと積極的にやってもいいかなぁと思いました。それなら見れる作品も多そうです。梨泰院クラス、愛の不時着、あとゴースト何とかというやつ、七番防の何とかというやつ、この辺はすべて見たいのですけど途中で止まってます。

小野寺史宜『ひと』ネタバレ感想

小野寺史宜『ひと』祥伝社文庫 2021年4月刊

 

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※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。

 

吉祥寺キラリナ7階の本屋で購入しました。この本屋は新刊コーナーが見やすくて、好きですね。トイレも綺麗だし。

井の頭線直結なので、電車を1本ちょうど逃して次の電車が7分後という状況になったときにこの本屋に行ったりしています。そして7分過ぎてもう1本逃すという。

というわけで、新刊コーナーではなかったですけど目立つ場所に平積みにされていたこの『ひと』。まったく知らない作者の本でした。文庫ベストテン第1位のようですが、正直、そこまででも…という感じでした。別につまらなくはなかったですけど、1位というほどでは…。

会話がすべてテレビドラマみたいで、さすがにリアリティがなさすぎると思いました。なんだか全体的にテレビドラマのノベライズ的な雰囲気というか。最近のGoogleの広告動画で明け方の海辺を1人で歩いている男が「もう寝る?」「何度目のおやすみだよ」とかリアリティ0の棒読み会話をしている動画がありますけど、なんかそんな感じというか。友達に合い鍵を渡すシーンの会話文「お前、マジでいいやつだな。普通、友だちに部屋の合いカギを渡さないだろ」とか「どこの馬の骨かもわかんないおれだぞ」とかそういう。このあとこのキャラクターが合カギを使ってよくないことをするという展開なわけですけど、物語展開のための会話文という。

不幸な主人公が出会う人たちに恵まれて、というか主人公が恵まれたと感じながら、少しずつ目標を見つけていくという展開は好感を持てました。応援できる感じ。最後まですいすいと読めました。良い展開で良い終わり方だったなぁと思います。

お金をたかりに来る親戚のおじさんとか、いちいち性格の悪い発言をする元彼氏の人とか、絶妙にウザいキャラクターの描写がうまいなぁと思いました。リアリティは置いておいて、わかりやすいキャラクターって感じで、読みやすかったです。