読んだ本の感想など

電車の中やカフェで読んだ本の感想などを。

映画「ONE PIECE FILM RED」感想

映画「ONE PIECE FILM RED」

 

公式サイト

https://www.onepiece-film.jp/

 

久しぶりに映画を観てきました。最近最終章に入って私の中でとても熱いワンピースの新作映画。南町田グランベリーパークでアウトレットの買い物のついでに見てきました。平日の昼間に行ったらかなり座席が空いていて、ゆっくり楽しめました。

実はワンピースについてはアニメ版すら見たことがなく、もちろん映画を見るのも初めてという状況でした。25周年らしいですけど25年目にして、初めて漫画以外のワンピースに触れました。初めてルフィの声を聞いた。

ちょっと声の話をすると、今回初めて声を聞いて、衝撃を受けてしまいました。まじで麦わらの一味全員老人でした。まじで。衝撃でした。声が合っている人が1人もいなかった。ウソップだけはまだ合ってたかも。ルフィって19歳の少年という設定なのですけど、全然まったく19歳の少年に聞こえませんでした。老婆みたいな声だった。本当に、どうしてこんなことになっているのだろうと衝撃を受けてしまいました。これから漫画のワンピースを読んだときにこの声を思い出してしまったらきついなぁと思ってしまいました。最近ジャンプ本誌でルフィの夢の果てについてちらっと描かれたりしているそうですが、きっと19歳の少年にふさわしい夢を語っているのだと思うのですよね。子供っぽさがありながら壮大な感じの。そもそもワンピースってルフィが20歳になったときにラストを迎えるような物語になっていると思うのですよね。それ以降は少年漫画ではないから後日談というか。そんなワンピースのルフィの声がどう聞いても19歳の少年の声ではないという。ゾロもサンジも老人でしたし、ナミやロビンも老婆でしたし。シャンクスは今にも倒れそうな感じの老人の声でした。覇王色の覇気とか無理でしょ…。

これはたぶん、ワンピースが始まったときからずっと同じ人たちが声をあてているのだろうと思うのですよね。だからこうなってしまっているのだと思います。ちょっと前にエヴァンゲリオンの新作をテレビかネットフリックスかでちらっと見たときに声がものすごく年老いていてびっくりしてしまったことがあったのですが、同じ衝撃を受けました。ワンピースって作中で2年しか経過していないのに連載25周年ですし、同じ人が25年間声をあてていたらこうなってしまうのも当然ですよね。適度なタイミングでそのときの19歳の少年にチェンジしていくべきですよね。それか、もしこの声をあてている人たちにもファンがついていて25年でも50年でも同じ人にやってほしいという意見が多いのなら、最低でもエフェクトはかけてほしいですね。19歳の少年に聞こえるように。というか、もし声の人たちにファンがついているなら2種類作ってほしいですね。声のファン向けのワンピースと、19歳の少年バージョンのワンピース。でもまぁそんなことは無理なのかな。漫画ワンピースだって1種類しか世に出てないですもんね。別の作画バージョンなんて無いですもんね。

ウタの声は聞いていて違和感なかったですね。ちゃんと20代に聞こえました。ペロスペローもイメージ通りでした。

ストーリー的にはまぁ普通というか、シャンクスが天竜人ぽいのが明かされたのはわくわくしましたけど、それ以外は良くも悪くも無いというか、そんな感じでした。最後まで普通に楽しく見ることができました。とにかくキャラクターがいっぱい出てきてわちゃわちゃする物語という感じでしたね。ウタウタの実が強すぎるのはワンピースぽかったですね。たまにぶっ壊れチート能力が出てきますもんね。ホビホビの実とか。あとは歌を聴く映画という感じでした。歌はめちゃめちゃ良かったです。どの曲も最高でした。映画を見終わったあともYouTubeでめちゃめちゃ聴いています。曲も良いですけど、声が良すぎですね。この歌声のためにまた映画を見に行ってもいいくらいの良さだと思います。それかライブとかあるならめちゃめちゃ行きたいですね。絶対チケット取れないでしょうけど。

今回IMAXレーザーという映像や音響の良いタイプの映画館で見てきたのですが、予告編で流れていた映画がどれも映像すごい迫力があって、これは見に行きたいなぁと思わされました。IMAXすごい良かったです。

扶桑社新書『外国人集住団地』感想

岡崎広樹『外国人集住団地』扶桑社新書 2022年7月刊

 

 

外国人の比率が高い団地でのあれこれについて語られた本。ゴミ出しや生活音などのトラブルがあった話や、交流しながら共存共生していく話など、馴染みのない世界の話ですが興味深く読めました。

うちの事務所の顧問先にも団地や都営住宅に住んでいる外国籍の方はいらっしゃいまして、所得によって入居できるかどうかや家賃などが変わってくるので、そういう試算をおこなったりもしています。あとは区役所などから届いた書類について質問を受けたりもしています。この書類は住民税でこの書類は国民健康保険で~~とか。去年の所得から数字が決まって計算式ここに書いてあります~などなど。まぁこういう書類については外国籍・日本国籍に関係なく定番の問い合わせですよね。この手の書類はわかりづらかったりしますもんね。

ちなみに杉並区にも外国籍の方は多くて、特にネパールの方が多いみたいですけど、区が主催する外国の方々向けの相談会の税務相談を何年か私が担当していました。この書類ってなんですか?みたいな相談が多かったですね。勤務先から源泉徴収票をもらったけどこのあと何をすればいいの?みたいな。

この本では「日本人と外国人の接点づくり」から多文化共生が始まるという内容が書かれていて、なるほどなーと思いました。団地内のイベントや講座だったり、行政がコーディネーターとして継続して支援したり、などなど。接点がないとコミュニケーションできないですし、知らないとわからないですもんね。何事も。日本人でも日本の区役所から届く書類の内容がよくわからなかったりってありますし、外国籍の方々ならなおさらですよね。知らなかったりわからなかったりで生活の大変さはあるだろうなぁと思います。

全然関係ないですけど私も将来的にはどこかマンションを買ったりするのかなーとぼんやり思ったりしているのですが、同じマンションの他の人たちとどう共生していけばいいのかまったくわからないですね。今までマンション内で交流とかしたことがないです。ファミリー向けのマンションに住んだ経験もほぼ無いのですけど。騒音トラブルとかが起きた場合どうすれば良いのか、正直まったくわからないですね。売って他のマンションを買うのかなぁ。

バチェロレッテジャパン シーズン2 最終話まで感想

バチェロレッテジャパン シーズン2 最終話までの感想

 

バチェロレッテ2、終わりましたね。毎週楽しみに観てました。あっという間だったなぁと思います。次のバチェロレッテ3かバチェラー5も今から楽しみですね。

※バチェロレッテ2の最終話までネタバレで語ります。

※バチェロレッテ1のネタバレもあるかも。

まず、予想はだいぶ外れました。ジェイや阿部さんがあんなに残ると思わなかった。リオンくんは顔と性格が良いので終盤まで落とさないというのは納得でしたが。最後も、長谷川さんかなぁと思っていたらマクファーでびっくりしました。

でも最後に長谷川さんを選ばなかった理由については、とてもとても納得でした。この旅で別の自分へ成長したと言われてもその前の自分に戻るんじゃないか…みたいな感じの話。そこを信じ切れなくて…という。納得感がありましたね。終盤まで長谷川さんが好きだったとぶっちゃけるのに対してすごいな…と思いましたが、そのあとのマクファーとのやり取りを見て、そういうところまで話せる信頼関係ができあがっているのだろうなという感じで、これはもう祝福でしたね。マクファーが忠犬のような感じというか、バチェロレッテ側も居心地良さそうな雰囲気がありましたね。犬になつかれなかったときはこれが原因で選ばれなかったらかわいそうすぎるな…と思いましたが。

長谷川さんも、あれだけ手紙を書いたりプロポーズしたりして最後に選ばれなかったのは、かわいそうすぎますね。最後は長谷川さんが選ばれるかと思ってましたけど。まぁ、長谷川さんは女子をいじってくる系の男子って感じでしたし、起業家のバチェロレッテとはどちらにしても合わなかったですかね。結婚は無さそうでしたよね。プロポーズされた状態で最後選んでしまったら結婚ですし、まぁそれはきついですよね。長谷川さんはプロポーズしてなかったらまだ可能性あったかもですね。

でも最終話はめちゃめちゃおもしろかったです。バチェロレッテ1よりも最後はおもしろかった。良い終わり方だったなぁと思いました。正直バチェロレッテ1のときの杉ちゃんのようなインパクトは無いなぁと思いながら毎週観ていましたけど、終盤はバチェロレッテ1よりもおもしろかったですね。

バチェロレッテ1の萌子さんは、相手には面接官のように質問しながら自分のことは開示しないという感じで、その結果として終盤に残った男性陣の誰とも結婚どころか付き合う姿も想像できなかったですよね。番組じゃなかったら1日デートするのもきついんじゃ…という感じというか、下手したらバチェロレッテ側がフラれて終わるんじゃ…というような相手まで残ってましたし。今回のバチェロレッテ2の人はそのあたりは完璧というか、長谷川さんもマクファーもガチ度が高い感じで、2人とも自分が選ばれたいと思っている中でしっかりバチェロレッテ側が1人を選ぶというラストで、完璧な最終話だったと思います。なんか全体的にバチェロレッテの人が仕事ができすぎてこわいという感じがありましたよね。完全にプロ彼女というか。100点満点のプロ彼女というか。ガチガチにバチェロレッテを演じてますって感じで、めちゃめちゃ仕事のできる人なのだろうというのは伝わってきましたけど、なんかそれが逆にこわいというか、そんな感じでした。バチェロレッテ1と2で完全に真逆だったのはAmazon側がそういう人を選んだのかな。よくこんなすごい人を見つけてきたなと思いましたね。

一番最初のバチェラー1のバチェラーの人も一切本心を見せないでひたすらバチェラーを演じてますって感じでしたけど、今回のバチェロレッテの人はなんかそれに近い感じでしたね。

全然関係ないけど今回のバチェロレッテのお母さんが完全に面接官って感じで、ちょっと前回のバチェロレッテの人を思い出しました。というかこんな感じでコミュニケーションをとってくる女性って実際めちゃめちゃいますけどね。男性みんなそうだと思いますけど、物心ついてから現在までこういう女性をめちゃめちゃ見てきました。もう私の年齢になると無いでしょうけど20代30代の独身男性に対してという意味で。私は何を聞かれてもOKな人間なのでそういうタイプの女性陣とは相性は良かったと思います。別に嫌いではなかったですね。たぶん悪意はないのだろうと思いますし。単に相手に好かれようと思ってないだけで。「店員に対してタメ口な男」と同じカテゴリーですよね。

今回の参加の男性陣はみんな良い人というか、みんな手紙を用意したりレベルが上がってるなと思いました。2回目ですしね。でもやっぱり何ヶ月も仕事を空けても大丈夫な職業の人たちだけで構成されるというのは大きな弱点ですよね。これがバチェラーなら職業モデルとかの女性陣の中から選ぶのも普通というか納得感があるのですけど、バチェロレッテがそういう職業の男性陣の中から選ぶというのは、うーーんという感じがしてしまいます。絶対可能性無いような年下の男性とか40歳の男性とか混ざってましたし。30歳くらいのエリート系職業の男性がまったくいないという。たぶんそういう層はバチェロレッテに参加しないで仕事してるんでしょうね。でも今回のように起業家タイプの女性が献身的なスポーツマンタイプの男性を選ぶというのはまぁ納得感はあるかなと思いました。