読んだ本の感想など

電車の中やカフェで読んだ本の感想などを。

ホテルニューオータニ「VIEW & DINIG THE Sky」

最近「桜を見る会」みたいな名前の集まり?で話題になっているホテルニューオータニです。ホテルニューオータニ好きすぎて何度も行ってしまいます。日本庭園が特に好きですけど、ホテル内の雰囲気もラウンジの広さも、ビュッフェレストランのおいしさも、カフェのパンケーキもほんと好きです。ここ3ヶ月くらいで3回行ってます。色んなホテルラウンジに行ってみたいといつも思っているのですけど、ホテルニューオータニが好きすぎて何度も来てしまう。たぶん来月もまた行きますね。

ということで、先週か先々週にVIEW & DINING THE Skyへ行ってきたときの写真です。本館17階の方ですね。ぐるぐる回る方。

 

 

↑今までのブログの記事。

2016年時点ですでにこのブログがあったということに自分で驚いてしまいました。Twiterも2009年とか2010年とかから始めてたらしくってそれにもびっくりしました。そろそろ何かまた新しいSNSとか新しいwebサービスにはまりたいですね。定期的に新しい娯楽を取り入れていきたい。

 

f:id:seoma:20191128013225j:plain

ということでニューオータニの日本庭園の写真です。夜の18時~19時くらいの写真ですね。19時から夜ご飯を予約していたので、割と急ぎ足で庭園を散歩したと思います。

 

f:id:seoma:20191129020305j:plain

滝の前ですね。毎回こういう夜景の写真を撮ると光がぼやけてしまいます。カメラの設定が悪いのかな。

 

f:id:seoma:20191129020407j:plain

ということで、ビュッフェの写真です。下のラウンジでシャンパンを飲んだあとなので、1杯目から白ワインを飲んでいます。まずは野菜をいっぱい食べるのが私の中の定番です。ブロッコリーめっちゃ好きですね。

 

f:id:seoma:20191129020603j:plain

この牛ステーキと赤ワインが超絶おいしかったです。ステーキと寿司と天ぷらは目の前で職人さんが作ってくれてお皿に載せてくれる。前回ここへ来たときはこの牛ステーキがおいしすぎて2回食べた記憶があります。今回は初めて赤ワインも頼んでみたのですが、この牛ステーキ&赤ワインの組み合わせが本当に超絶おいしくって衝撃を受けました。今までの人生でトップクラスにおいしいステーキ&赤ワインだったと思います。

 

f:id:seoma:20191129021210j:plain

寿司と天ぷらもおいしすぎたのでおかわり。職人さんの接客もいつも感じが良くて、一流だなぁと思います。すべてのサービスの質が高い。

 

f:id:seoma:20191129021416j:plain

最後はデザートへ。パンケーキとアイスクリーム。パンケーキの生クリームは無かったですね。有るときと無いときがあるのかな。

 

f:id:seoma:20191129021525j:plain

デザート追加。今こうして画像を見ていて、よくこんなにいっぱい食べたものだなぁと思ってしまいました。ケーキもプリンも最高においしかったです。そしてピエールエルメのマカロン。1種類だけ置いてありました。ニューオータニがピエールエルメの1号店らしいですね。このマカロン1個が380円だから、マカロンだけ食べ続けたら元を取れる可能性があるかも。10個食べたら3,800円。20個食べたら7,600円。このディナービュッフェが10,000円ちょいなのでマカロン30個食べたら……無理か。

 

f:id:seoma:20191129022150j:plain

デザートさらに追加。隣の彼女がマカロン1個だけ皿にとってきてるのがちょっとおもしろい。しかもハイボールを飲みながらという。

ここは席を立って料理を取ってきている間に必ずお皿を下げてくれますし、ワインを注文したら席から戻ってきたタイミングですぐ出してくれますし、そういうところのサービスも一流だなぁと思います。

 

f:id:seoma:20191129022354j:plain

席からの景色。そういえばここは1時間で1周するはずなのに、この日はまったく動いてませんでした。動いていないことに最初のうちは気づきませんでした。15分くらい経っても同じ景色で、そこで初めて動いていないことに気づきました。最初は動いていると思い込んでいて料理を取りに行くときなんか動く歩道を歩いている気分だったのに。

平日は動かさない、とか何か条件があるのですかね。何回か来ていて動いていなかったのは初めてでした。

ここは寿司も天ぷらもステーキもすべてがおいしいですし、白ワインも赤ワインも超絶おいしくて、本当に満足度が高いです。2人で45,000円くらいでしたのでなかなか現状の稼ぎでは気軽には来れないのですが、来年くらいには定期的にこのお店に来れるように、仕事をがんばっていきたいと思います。

何か良いことがあったときにお祝いとしてまたこのビュッフェに来ようと思ったのですが、落ち込んだときに気分を上げるためにこのステーキ&赤ワインもいいかもしれない。それか4人くらいで来てボトルで注文できたらお得感がありそうですし、そういうのも良さそうですね。

アンソニー・ホロヴィッツ『メインテーマは殺人』ネタバレ感想

アンソニーホロヴィッツ『メインテーマは殺人』創元推理文庫 2019年9月刊

 

f:id:seoma:20191126012458j:plain

 

※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。

 

ずいぶん久しぶりの読書感想になりました。実際この1ヶ月くらいは、ほとんど小説を読んでいませんでした。ビジネス系の新書か専門書だけを読んでました。ここまでミステリ小説を読まなかったのはなかなかめずらしいです。この11月は大きな仕事があって、その仕事に時間を割いていたという理由もあります。今それが無事に終わりかけてきまして、これからはまた小説を読んだり新書を読んだりしながら過ごしていこうかなと思っています。

あと、新事務所をオープンしました。今まで自宅兼事務所でやってきましたが、ついに自宅とは別に事務所を設置しました。開業してちょうど丸2年が経ち、これから開業3年目を向かえます。そのあたりの抱負や現状の売上などについては、別記事で文章にしておきたいと思います。これからは家賃を2倍払っていくことになりますし、従業員も雇用しましたので(まだフルタイムではないですが)、しっかり稼いでいかなければいけません。目指せ杉並区ナンバー1税理士!ですね。

ということで、この『メインテーマは殺人』、だいぶ前に読み終わっていたのですが、ようやく今ごろになって時間が取れて、ブログを更新しています。最初から最後まで安定しておもしろかったです。前作の『カササギ殺人事件』もおもしろかったので、永福町の駅ビルの本屋で見かけたとき、その場で購入しました。

帯で「犯人当てミステリ」とネタバレされていることにいま写真撮影して気づきましたけど、まさに犯人当てミステリという内容の小説でした。王道というか。ネタバレで語りますけど、特に叙述トリックもなく、大逆転オチのような展開もなく、という作品でしたね。終盤の方を読んでいるとき、あまりにも普通に進むので、何かすごいオチが待っているんじゃないか…と身構えてしまったのですが、特に何もないまま普通に終わりました。実は主人公が犯人とか、ホーソーンが犯人とか、実は作中作とか、そういうオチなのかとちょっと思ってしまいました。ネタバレかもですけど実際そんなオチだったこともありましたし。

犯人についても納得感がありましたし、少しずつ真相が明かされていくところや、作中の情報から推理できるようになっているところは、前作に続いてとても良かったと思います。素直に読めるというか安心して読めるというか、ミステリとして読みやすいというか。

前作でも思ったのですが、この作者のことや舞台背景を知ったうえで読んだ方が倍くらい楽しめるのだろうと思います。この作者の作品はたぶんアメリカかイギリスが舞台で、言語はおそらく英語なのだと思います。私がこの舞台の国で生まれ育って英語が母国語の人間だったなら、もっともっと楽しめたのだろうなと思います。これについてはしかたないですね。逆に日本が舞台の小説や漫画は日本人の私が一番楽しめるのだろうと思いますし。どれだけグローバル化が進んで地球が狭くなっていってもそういうものなのだろうと思います。同じTwitterfacebookでも国によって使われ方が違うみたいですしね。

作中で出ているスピルバーグ?とか名前を聞いたことはありますし、作者自身が主人公という体になっていたり、リアルの人間が登場人物として出てくるタイプの小説だったみたいですね。たぶん作者の顔なんかも知っている前提の作品ですよね。私はそこをまったく知りませんでしたので、いまいちその辺の描写を楽しめなくって、ちょっと残念でした。でも、それでもこれだけ楽しめたのがすごいなとは思いました。良いミステリだったと思います。次の作品も楽しみですね。

バチェラージャパンシーズン3 最終話まで感想

エピソード12エピローグまで、最終話までの感想です。

ネタバレで語っていきます。

最後、水田さんを選んで1ヶ月で別れて今は岩間さんと付き合っていますというエンドでした。いやー、前提から覆すみたいなオチでしたね。そういうのアリなんだ…って感じでした。おもしろいといえばおもしろいオチでしたけど。人間っぽいといえば人間っぽいですよね確かに。

終盤からは完全に岩間さんとそれ以外という状態になってしまって番組として成立していないレベルでしたよね。中川さんが自分で2軍という言い方をしてしまってましたけど、視聴者視点でも完全に2軍だったのでしゃーないって感じでしたし。いや私は推しだったので1軍というか、私だったら最終話の2人は中川さんと加賀美さんで決まりですけど。それはいいとして、バチェラーの態度が完全に岩間さん一択で、最後に岩間さんと水田さんの2人が残りましたけど親が言ったから水田さんってだけで野原さんでもどっちでも良かったのでしょうし、こういうのは見てて残酷というか、Amazonに対してひどいなぁと思ってしまいました。そういう番組なのでしょうがないのはわかってますけども。でも、最後に波乱があるからこんなわかりやすい展開に見えるような編集にしていたのだなぁとは思いました。ローズセレモニーのときに岩間さんにだけ目配せしている回が何度かありましたけどAmazonの編集が悪いくらいに思ってました。最後こんなオチが待っているとは思いませんでした。

バチェラーのことは結構好きでした。素直で明るくて、社会人経験は無さそうで未熟さを感じますけど、周りの人に対してはフラットな感じで、常に堂々としていて。愛されて育った自信家って感じでしたね。なかなかいないタイプだと思います。私はこのバチェラーと結婚したくはないですけど…。というか、最終話まで終わってみて、このバチェラーと本気で結婚したいと思ってがんばっていた参加者ってどれくらいいたのですかね。水田さんなんかバチェラーに対して恋愛感情ゼロだと思いますけど、私の見る目が無いだけかな。勝ち目ゼロだからあきらめてるだけで選ばれるなら嬉しい程度には好きだったのかなバチェラーのことが。野原さんも、少なくても終盤の方は仕事で続けてますって感じのノリに見えましたけど。この辺に関しては私の女性の心情を見る目が無いだけかもしれません。岩間さんも選ばれたくなさそうというか、自分が選ばれそうで困ったなぁみたいな感じに見えましたし。でも岩間さんについては、なんか違和感というか、まじでよくわからなかったですね。結局最後にはこのバチェラーと付き合っているのが謎です。このバチェラーとは結婚したくないなぁと思って「恋愛感情ではない」みたいなことを言って振ったのだと思いましたけど、そのあとバチェラーから「ずっと好きでした」と言われたりしているうちにやっぱりがんばって付き合っていってもいいかなと思った、とか? でもそれならバチェラーに最後普通に薔薇を渡してもらって選んでもらえばいいのに。カメラがなくなったあとも朝まで二人で話していましたってのはバチェラーが振られたあとの話ですよね。その日の晩の話ですよね、きっと。それならそのまま岩間さんに薔薇渡してハッピーエンドで良かったんじゃ…。というか、カメラのない状態で二人で朝まで話していましたとか言われると視聴者視点で何もわからなくなってしまって困りますね。結局どんな理由でこんなオチになったのか視聴者にはわからないということになってしまう。

全然関係ないけどバチェラーの実家すごい豪邸でしたね。バチェラーの父がめっちゃすごい人なのかな。インタビューでも参加者の女性陣を素直に褒めてばかりで視聴者視点で好感度高かったですけど。ホステスをあえて接客業と呼んだりして、仕事できる人の気配り力を感じました。その辺の配慮はバチェラーもうまかったですけど。正直な意見を~と聞かれて家族がみんな「個人的にはあゆみさん」みたいにびしっと答えてしまっていたのはちょっと笑えました。バチェラーの家族っぽかった。普通そこは「この人はここが良くて、この人はここが良くて、3人ともすばらしいからあとは自分で決めて」と答える場面なのに。家族ならなおさら。あゆみさんなんて言い切っちゃってあゆみさん以外の人と今後家族になったら気まずくないのかな…。自分が主役みたいなノリだったのかな。お母さんがインタビューで意見を言ってくれといったから言ったのにおかしいですよねと答えてましたけど、いやいやいや、自分が主役じゃなくて自分の息子が主役だということをわかっているのかな…。主役より先に選んではいけない。水田さんが選ばれたあとに自分も水田さんが一番いいと思ってたと言うくらいじゃないと。でもすごくバチェラーの家族って感じでした。おもしろかった。

最終回直前スペシャルで中川さんや加賀美さんを久しぶりに見ましたけどやっぱりめっちゃ好きですね。中川さんはバチェラーへ質問するコーナーでみんな自分がなぜ落とされたのか自分のことばかり聞いていたのに、一人だけ飛行機が上空を見せつけるように飛んでいた理由という場が盛り上がるようなことを聞いていて、さすがでした。やはりバチェラーに出演するような自分大好き女性陣とは少し違うということでしょうか。

岩間さんとバチェラーは、相性は良さそうに見えました。どちらも素直に口にするタイプぽいので、思ったことを言い合える良い関係になれそう。片方だけが気を使ったりしないで、という意味で。というかバチェラーと相性良さそうなのが岩間さんくらいしか見当たらないですよね。本当に、このバチェラーと結婚したいと思って参加してた人ってどれくらいいるのだろう。結婚目的で参加していたとしても、途中でこのバチェラーと自分は合わなそうだなーと思ってしまったとき、結構きついですよね。仕事モードに切り替えるしかないでしょうけど、テンションの維持がきつそう。