読んだ本の感想など

電車の中やカフェで読んだ本の感想などを。

2019年上半期よく聴いていた曲まとめ

もう今年も半分が終わりましたので、今年の1月~6月くらいでよく聴いていた曲をまとめてみます。最近あまりライブへ行けていなくて寂しいのですが…。

ちなみに今のところの今年一番の名曲はノルウェージャンフォレストガールのネガティヴサークルという曲だと思いますけど、これは現時点でまだYouTube公開されていません。

 

ちなみに前回の「2018年よく聴いていた曲まとめ」

 

ということで、今年に入ってからよく聴いていた曲を、時系列順に並べてみます。

 

 

ウォルピスカーター MV 『泥中に咲く』 - YouTube

本当にめちゃめちゃ聴いていました。当時この1曲だけを一週間以上聴いていたと思います。いま聴いても名曲だなぁ。曲も良いけど声も最高に良い。カラオケで歌うとキーがめっちゃ高くてびびります。いま850万再生なので、このまますぐ1000万再生超えしそうですね。

 

 


アバみ - Remix スカイピース feat. moti, EINSHTEIN - YouTube

スカイピース結構好きですね。動画はさすがに全部は見れてませんけど。最近のだとトイレのウォシュレットの水流を最大にして口で受け止める動画が最高に笑えて元気でました。ちなみにアバンティーズの動画はまったく見ていなくって、この曲もこのスカイピースの動画で知りました。ヤバめなNINJAのあたりのテオくんがかっこいい。あと新宿西口の見慣れた風景も見てて楽しい。

 

 

ライカ/藤川千愛 【Official Music Video】 - YouTube

藤川千愛は全曲かなり聴き込んでましたけど、特にこの曲を一番聴いてました。声がほんと良い。個人的にまねきケチャの曲もこの人が全部歌うバージョンで聴きたいと思う。良い曲多かったですし。そういう音源を出してほしかったけど、今となってはもう無理かな…。6月には恵比寿リキッドルームのワンマンライブへも行ってきました。そのライブのときは正直声の調子がよくなかった印象でしたけど、それでもとても良かったですね。またライブ行きたいです。

 

 


Official髭男dism - Pretender[Official Video] - YouTube

ちょっと前までコンビニとか街でめっちゃ流れてましたね。今年の紅白出場かなくらいの流行り具合ですね。私も普通にすごい聴いてました。カラオケでも歌ってます。これは年配の人も含まれるカラオケでも歌っちゃいます。今年の流行り曲ってことで。

 

 


SOL / 今夜、君の猫になって [Live Movie] - YouTube

YouTube再生回数3,500回。これはガチで地下の曲なのですけど、ライブで聴いて名曲だなーと思って、音源が公開されるのをずっと待っていた曲でした。これは絶対カラオケには入らないだろうなぁと思います…歌えるけど。

 

 


<NHK>2020応援ソング「パプリカ」ダンス ミュージックビデオ - YouTube

あとはパプリカも普通に聴いてました。現代の子供たちは全員この曲を踊れる感じなのかな。イトコの子もうまく踊れてました。なぜかこの動画のとは違うフリでしたけど。

 

今年の上半期でよく聴いていた曲は、こんな感じでしょうか。あとはヨルシカやEveも新曲が公開されたら必ず聴いてます。

最近ライブハウスへ行く頻度が低下してしまって寂しいのですけど、仕事量をうまく調整できるようになったらまた色んなライブに通いたいですね~。

雫井脩介『望み』ネタバレ感想

雫井脩介『望み』角川文庫 2019年4月刊

 

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※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。

 

Twitterでおすすめされて購入しました。母親の心情がリアルでしんどい、と。

3~4日くらいかけて読みましたけど、後半部分は、すごい眠れなかった日に一気読みしました。

息子が殺人犯であってほしいのか被害者であってほしいのか、究極の選択って感じで、なかなか読んでいて考えさせられるというか、おもしろかったです。読み応えありました。序盤の、客を家に上げて子供の部屋まで見せるというズレた家庭の描写もインパクトありました。これは子供が変な感じに育ちそうだなーという掴みからの、子供が殺人事件に関わっている可能性が出てくるという話の流れは、うまいと思いました。

殺人犯であってほしいのか被害者であってほしいのか、極端な問いかけをすることによって人間の本質を追及しようとする感じは、これからの正義の話をしようっぽさがあって、なかなかおもしろいテーマ設定だったと思います。

リアル感がある部分も多くって、これはたしかに読んでいてしんどい気持ちもありました。父も母も娘も、それぞれ心情がわかるというか。丁寧に描かれてる感じがありました。

マスメディアの嫌な感じや、母の妹の無神経な感じも、すごいうまく描写されていて、エンターテイメントだったと思います。

帯にミステリと書いてありましたけど、ミステリではないような気がしますね。でも心情描写に共感できる部分も多くて、エンターテイメント性もあって、いい小説だったと思います。

帯には映画化決定とも書いてありますけど、30分で終わる内容のように思えますけど2時間どうやって引き延ばすのだろう。ちょっと冗長になりそうですが…。

秋吉理香子『自殺予定日』ネタバレ感想

秋吉理香子『自殺予定日』創元推理文庫 2019年5月刊

 

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※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。

 

急に仕事がいっぱい入って、小説を読んだり美術館へ行ったりする時間を取れなくなってしまいました。はやく高井戸駅前にオフィスを移転して従業員を雇っていきたい。今から探すとして(不動産物件はもう探してもらってますけど)来年になる頃にはどちらも見つかっていたらいいなぁと思っています。

そうしたら平日は映画館や美術館行ったりしながら人に会う仕事をして、土日にPCに向かう仕事したり勉強したりしていこうかなと思っています。

というわけで、秋吉理香子『自殺予定日』。これは夜眠れなかった日に一気読みして、2~3日くらいで読み切りました。この作者の本は、暗黒女子からずっと全部買っています。毎回おもしろいですけど、今作も、なかなか読みやすいエンターテイメント小説だったと思います。

ネタバレで語ります。

読みやすくってさらさらと最後まで読めました。母のれい子が実は悪者ではないというオチは予想できましたけど、幽霊ではなかったオチはなかなか意外でした。少し無理があるような気がしますし…。

メールにログインして田辺院長との保険金についてのやり取りを読むシーンはわくわくしました。逆に何かオチがあるのだろうなとはこのあたりで思いましたけど。

主人公に対しても好感を持てました。不器用さと素直さがあって、作中で成長していく感じで。風水に頼るけど風水だけではだめという考えは、とても良かったですね。最後に友達と仲直りするのも風水ではなく自分の力でという流れで、いい終わり方だったと思います。

この作者の次の作品も楽しみですね。出たら買っていこうと思います。