読んだ本の感想とか

電車の中やカフェで読んだ本の感想などを。

『罪の余白』ネタバレ感想

芦沢央『罪の余白』角川文庫 2015年4月刊

 

※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。

 

渋谷マークシティエクセルシオールカフェで読破。飲み会の帰りにコーヒーを飲みたくなって一人でカフェに入って、途中まで読んでいたこの本を開いて、そのまま読破してしまいました。最後ちょっと泣けました。エクセルシオール店内でうるっときてしまった。

序盤からおもしろかったですけど、『悪いものが、来ませんように』ほど続きが気になる感じではなかったと思います。それでも咲が加奈の家に偽名を使って行く展開と、そこからの「ーー加奈の父親が真帆を殺し、日記も処分して自殺する」と咲が考える展開は、かなりわくわくしました。

この作者って心理描写や人間関係の描写で心をえぐってくる系ですけど、この作品も加奈の日記のいじめ部分とかかなり刺さる感じありましたね。リアル感があるというか、共感できるというか。

最後は、予想外な感じでもなく割と想像通りの展開でしたけど、父親が真帆からの手紙を読んでようやく自殺ではなかったとわかるシーンの早苗の「ーーわからないのは、私だけじゃないのかもしれない」 のところで、泣けました。そのあとの「私は忘れません」も。

最近だいぶこの作者の本を買い集めてきた感じがします。次は8月に発売されたばかりという『バックステージ』を読んでみたいのですけど文庫じゃなくてでっかいタイプの本なのですよねー。 

あと、今日一日でかなりおすすめ本の情報を仕入れてきたので、これから順番に読んでいきたいです。ジェノサイド、辻村深月など。

『NO推理、NO探偵?』ネタバレ感想

柾木政宗『NO推理、NO探偵?』講談社 2017年9月刊

 

※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。

 

twitterで存在を知っておもしろそうだったので吉祥寺アトレ2階のブックファーストで購入。3~4日くらいかけて読み終えました。最終話はめちゃめちゃおもしろくて一気でした。

探偵が推理をしないというと貴族探偵を連想したのですけど、あれとはまた別物でした。貴族探偵は探偵が推理しないだけで使用人はしっかり推理していますし、話もしっかりミステリですし。

さてさて。第1話から第4話までの間は、読んでいて苦痛でした。ノリが寒いというかキモいというか、世界観にまったく馴染めなかった。たまーーにちょっとおもしろい言い回しも出てくるのですけど基本ひたすらキモいかけ合いが続く感じで。キモいというか、何と表現すればいいのでしょうねこの寒さは。最後のオチを信じてがんばって読み続けました。

それで、最終話、これはめちゃめちゃおもしろかったです。一気にロジックで話が進むのがおもしろいですし、最後の犯人のオチもこんなのよく思いつくなぁって感じで、それでいて理詰めで納得感があって、すごかったです。作者天才だなぁと思いました。最終話ひたすら推理だったのほんとすごい。

 「メタってどうしても言わずにいられない」とかのそれまでの台詞が最終話でつながってくるのもすごかったですね。「犯人は自分が小説の登場人物だと認識している人物」とかいう推理は冷静に考えるとかなり寒いオチのように思えますけど、ページ数が決められているのは新人賞の応募原稿だけという話と絡めて犯人を一人に絞る流れは天才的だなぁと思ってしまいました。「本当は嫌だったんでしょ、応募原稿止まりは。」の台詞とか、めちゃめちゃ笑えました。

ということで第1話から第4話までの圧倒的な寒さを最終話の爽快感が凌駕した小説でした。プラスマイナスで完全にプラスになっていた。この作者の次回作を読むかどうかは、うーん、評判次第?って感じですかねー。

富士花鳥園 日帰り旅行

富士山麓鳴沢氷穴富士花鳥園、いやしの里へ車で連れていってもらったときの写真です。私はひたすら助手席でしゃべってるだけで全部運転してもらえて、現地についたら何度も来ている詳しい方から解説までしてもらえて、とっても楽しい旅行でした。特に富士花鳥園は本当にすばらしかったので、また行きたいです。でもこの辺りは他にもいい観光地がいっぱいあるらしいですね。湖なんかもありますし。

 

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これは車の助手席から富士山が見えたところです。富士山だ!!って感じでめちゃめちゃテンションが上がって何枚も撮ってしまいました。

 

鳴沢氷穴

http://www.mtfuji-cave.com/contents/ice_cave/

 

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1周10分か15分くらいでしたけど、入る前から大行列ができていて、そのまま列になって順番に進んでいく感じでした。なので探検って雰囲気は無かったですけど、中はひんやりしていて幻想的な景色でした。この写真の場所がちょうど最深部ですね。

 

富士花鳥園

http://kamoltd.co.jp/fuji/

 

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ここは2~3時間は余裕でつぶせるくらいの場所でした。花がほんとに美しかったです。

 

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花ってアップで見ても造形が美しいですよね。造りの複雑さにびっくりしてしまいます。ちなみに花はその場で売店で買える仕組みでした。

 

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鷹! 後ろは写真撮影用の壁紙ですね。ちょうどバードショーが行われていて、この鷹が合図で木に飛んでいったりお姉さんの腕に飛んできたりする姿を間近で見ることができました。

 

いやしの里

http://www.fujisan.ne.jp/iyashi/

ここは昭和の風景をそのまま残している観光地でした。紙作り体験コーナーとか焼き物体験コーナーとか色々あって、ここも歩いていてめちゃめちゃ楽しかったです。山に囲まれた隠れ里って雰囲気で。

 

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なかなか他で見たことが無い景色でした。曇っていて富士山が隠れてしまっていたのがちょっと残念。でも涼しくて良かったですね。

日帰りでこれだけまわって夜の19時~20時くらいには都内に帰ってこれてましたし、意外と富士山って近いのだなぁと思いました。片道2時間くらい?だったと思います。車があると便利だなぁとも思いましたね。なくても困らないですけどあったらあったで。旅行先で花を買って車に積んで持って帰ったりできるのはなかなか便利ですよね。