読んだ本の感想など

電車の中やカフェで読んだ本の感想などを。

漫画『カグラバチ』感想

漫画『カグラバチ』感想

 


↑新幹線の車内で待ち構えているシーン、かっこよすぎた。

 

無事に第2子も産まれまして、仕事も普通にこなしていると、読書の時間がとても減ってしまいます。そんな中でも漫画だけはなんとか読めますね。

というわけで少年ジャンプ連載中の漫画『カグラバチ』。最新7巻まで購入して3~4日かけて読み切りました。5~7巻くらいはおもしろくて一気読みでした。続きがめちゃめちゃ気になります。

正直1巻~2巻くらいはそんなにめちゃめちゃおもしろいわけではなかったのですが、とにかく絵がおしゃれすぎて、すいすい読めました。台詞ではなく絵で語るというワンピースと真逆のスタイルの漫画。同じ雑誌で連載されているのがすごいですが。ページを開いたら敵と相対しているとかページを開いたら攻撃がおこなわれているとかそういう演出が多くて、読んでいてテンションあがります。そういうのが絵だけで描かれていくのがとてもおしゃれ。

 

これがヒロイン(?)が他人を回復させる能力を初めて使ったあとのシーンという。ヒロイン(?)の悲しい境遇を想起させる暗い演出。お洒落さがすごい。これがワンピースだったら全コマに台詞が入っている。

 

第63話の表紙の絵がかっこよすぎる。

普段ワンピースばっか読んでいるので、能力の詳細な説明が無いままバトルが進んでいく感じが新鮮でした。キャラクターの名前も性別も明かされないまま進むこともありますし。それでも全然おもしろいですし、読みやすくて良いです。

全然知らない作者でしたけどこれがデビュー作らしいですね。やっぱり少年ジャンプってものすごい人材がどんどん出てくるのですね。というか漫画業界がすごい。才能ある人が多すぎる。

 

朝倉秋成『俺ではない炎上』ネタバレ感想

朝倉秋成『俺ではない炎上』双葉社 2022年5月刊

 

 

※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。

 

久々にゆっくり小説を読めています。最初の数ページだけ読んで止まってとか、5分の1くらい読んで止まってということが多かったのですが、この小説は最後まで読み切りました。

リアリティ的にギリギリのところを攻めている感じがとてもおもしろかったです。全体的にはとってもフィクションな小説なのですけど、リツイート27番目の興奮とか、26リツイートから27リツイートまでが4時間とか、ギリギリあるかもというところが絶妙だと思いました。リツイート2番目で興奮したとかそういう設定ではないのがとてもうまいと思います。普通はリツイートしただけの人が諸悪の根源にはならないと思いますけど、まぁなるほど?とギリギリ思える展開になっていたり。絶妙なところだと思います。

現代の話の中に10年前の話が挟まれるというのは最後まで気づきませんでした。娘は小学生と思って読んでました。意外性ありましたけど、うーんという感じというか、まぁそうでもしないと意外性のある話にならないし…?という感じでした。真犯人の動機や被害者女性3人などについてもぼんやりしたまま終わってしまいましたね。

主人公が逃亡しながら自分を省みるという展開はとても良かったと思います。完全に被害者なのでかわいそうな立場でありながら、結果的に本人にとってプラスになった部分もあって、終わり方としては綺麗でした。こういう主人公像の設定についても作者のバランス感覚の良さが表れていたと思います。安心して読める作家と思います。結構色んな作品を読んできていますけど、これからも新作が出たら買っていきたいですね。六人の嘘つきな大学生が一番おもしろかったかな~とは思いますけど。

宅建試験を受けてきました

10月20日、宅建試験を受けてきました。

 

43/50で、無事に合格点数でした。本当にホッとしています。

内訳は

民法 12/14(半分くらいは勘と推測)

法令上の制限 5/8

税その他 2/3(税2問は〇で、土地鑑定評価が×)

宅建業法 19/20(税理士なのに報酬の消費税免税事業者の問題を×)

5問免除 5/5

という感じでした。

点数的には余裕をもって合格でしたが、民法が初見の問題ばかりで文章と単語の雰囲気から勘で解いてしまってました。奇跡的に〇多めでした。いやまじで民法なんでこんなに初見ばかりなのか。民法の問題を解いている間は「これは落ちたかも…?」と若干思ってました。

問8 次のうちに民法の条文として規定されていないものはどれか? 完全に雰囲気で答えるしかなかったです。

市販の本を読んで勉強していたのですが、試験が終わったあとに読み返したら書かれていないことも多かったです。ばっちり書かれてたこともありましたけど。問25「適合の原則」のところ、最有効の原則みたいな単語がばっちり書かれていました。何度も読んだはずなのにまったく頭に入っていなくて、問25普通に間違えました。でもたしかにこの文章内容で「適合」は無かったですよね。適合っていうと下は下に合わせて真ん中は真ん中に合わせて最高度のものは最高度に合わせるという内容になるはずですし。この問25も雰囲気で正解できる問題だったのかもしれません。

そもそもなぜ宅建試験を受けたのかというと、税理士会のボーリング会のあとの飲み会で不動産屋さんの営業の人から自分で不動産会社を持っている税理士の先生もいらっしゃいますよーという話を聞いたからでした。不動産屋さんに案件を持っていって一緒に仕事をして、実務的にはもちろん不動産屋さんに多く投げて、手数料収入を分けてもらう、みたいな感じらしいです。なるほど~と思って、じゃあ自分も不動産会社を作っておきますよ!と宣言して、受けることになりました。そのとき言われたのが税理士試験に受かるなら宅建は余裕ですよーということです。これはまじでこのあと色んな人に宅建試験を受けることを伝えたらみんなから言われました。そんなに宅建試験って楽なのかとちょっと信じてしまって9月に入るまでほぼノー勉強で過ごしてしまいました。普通にガチ勉強しないと受からないレベルの難しい試験だということを割と直前になってから知りましたね。あやうく騙されるところでした。

今回たまたま妻も友人と一緒に宅建試験を受けるためにTACに通うと言っていて、妻から一緒に受けようと言われたというのもありました。じゃあ2人で不動産会社作るかーということで、私も受けるということになりました。妻も合格圏内の点数だったようです。良かった。妻は普通にずっと勉強をがんばっていましたし。

私が勉強を開始したのは1ヶ月前くらいからでしたが、実質的には10月3日にTACの模試を受けた後からでした。その模試で22/50という点数を取ってしまい、これはやばすぎると思って、そこからの2週間はガチ勉強でした。それまでの勉強スタイルが市販の本をただひたすら読むというものだったのですが、本を読んだだけだと試験で普通に間違えるということを知りました。なのでそこからは問題集を買ってきて問題を解いて間違えた箇所を本で復習するというスタイルに切り替えました。ちなみにこの模試のときに民法は9/14くらい取れていて、もう民法は本番まで一切勉強しなくて良いと妻から言われました。宅建業法と法令上の制限をひたすらやった方が良いと。この助言は本当に当たっていて、そこから民法は本番直前までほぼノー勉強でしたけど本番で運よく12/14でしたし、仮に勉強していたとしても初見の問題は結局勘と雰囲気で解くことに変わりはなかったと思います。この助言のおかげで受かったと思います。

宅建業法は満点も狙えると教えてもらって、民法の方が楽じゃないか?とずっと思いながら勉強していたのですが最終的には本当に満点を狙える分野だったと思います。暗記さえしておけば満点を狙える。特に34条、35条、37条の書面の内容については本当にすべての行を暗記しておくべきだなと本番3日前くらいに気づいて(みんなずっと前に気づいてることですが)そこからようやくすべての行を暗記しました。35条書面は瑕疵があったときに保証の措置を講じることを記載して37条書面はそれに加えて保証の実際の内容を記載する、というのが本番2日前まで覚えられずに間違えていました。本に書いてなくて、問題集の解答の解説で知りました。

1週間前から市販のLECの出る順~という問題集を1日1回ずつ解いていったのですが、27/50、30/50、32/50くらいに毎日伸びていました。最終的に2日前に37/50を取れて、これは合格圏内に入ったかなとようやく思いました。これはあと2日超暗記がんばれば40点狙えるなと。

ちなみにTAC渋谷校で直前3日間やまかけ講座というものも受講しました。これはとてもプラスになりました。この講座のおかげで受かったとも言えるレベルでした。やまかけというからには基礎論点ばかり丁寧にやる感じなのかなと想像していましたが、全論点を満遍なくやる感じで、Aランク問題だけではなくちょっとマイナーっぽい問いも含まれていました。ちなみにこの講座でばっちり出てきていた損害賠償請求権だけを買主は行使できないという論点が私はあやふやで、問10を間違えてしまいました。妻はやまかけ講座でやったから〇だったらしい。問14の不動産登記で相続人でない者に対する遺贈のときは単独では申請できないという論点はこの講座のおかげで〇でした。ただ、細かい講座内容よりも、勉強しないとやばいなという意識になれたことがこの講座に出たことのプラス点でした。テキストの〇×問題が普通に間違いばかりで、先生が「ここは正解してほしい、〇ですね」というように解説した問いも普通に間違えまくってました。もっと暗記の精度をあげていかないといけないと思いました。最低でも34条の媒介契約の記載内容と37条の契約書の記載内容はすべて暗記していこうと思いました。それ以外の事柄が出たらそれは35条の記載内容ということで。その暗記の後くらいから宅建業法で17/20くらい取れるようになりました。35条の記載内容も結局すべて暗記してしまいました。そういえば市販の本には語呂合わせの暗記方法が載っていて、妻からも語呂合わせの暗記法もあると言われていたのですが、語呂合わせで暗記するくらいなら死ぬという制約で戦っているので、最後まで語呂合わせは使いませんでした。当然ですよね。でもそのせいで(?)映画館は準住居地域で建設できるという問いを間違えました。まぁ悔いはないです。

ちなみに勉強は夜の22時から寝落ちするまでの時間帯でしていました。昼間は普通に仕事ですし。最近ドライブで1歳の子どもの寝かしつけをするという超裏技を発見して、それまで22時すぎても寝なかった子どもが21時からの30分くらいのドライブで完全に寝てくれるようになって夜の余裕時間が生まれて、その時間をすべて宅建試験の勉強に当てることができてました。環八沿いのスタバのドライブスルーに毎日行ってましたね。というか今日も行ってますし明日からも毎日行くと思います。急にスタバのガチ勢になってしまいました。ドライブ寝かしつけ最高すぎる。まぁそれはいいとして、夜中の子どもはさすがに私がずっと担当していました。もともと妻が宅建試験を勉強していて私はおまけで受けるだけだったので、妻は子どもを気にせず別部屋で勉強したり寝たりしてもらってました。今夜も子どもが寝た隣でこうしてブログを更新しています。試験勉強が終わったら長文のブログ更新する時間も生まれる。

でも試験前の1週間は毎日1時~2時まで勉強していたので、ずっと睡眠不足でした。夜中に1~2回起きる子どものオムツ替えもありますし。毎日昼間はレッドブルとモンスターで耐えて仕事や勉強をがんばっていました。宅建試験の合格のために寿命を削ってしまった気がします。ちなみに試験当日も徹夜で暗記勉強をがんばって試験開始前にレッドブルをきめる作戦でいく予定だったのですが、子どもを寝かす目的で隣で横になっていたら朝まで落ちていました。試験前夜にぐっすり眠ってしまいました。

宅建試験の勉強の内容はめちゃめちゃ楽しかったですし、夫婦で試験対策について話す時間も楽しかったので、終わってしまったのは少し寂しいですね。直前だけレッドブルとモンスターでガチって駆け抜けてしまいましたけど、もっと長く楽しんでも良かったのかもしれない。30万人が受ける試験って、特大のお祭りですよね。税理士試験の何倍ものお祭りですねこれは。毎年こんな規模の試験がおこなわれていたなんて、全然知りませんでした。

とりあえず、不動産会社を作ったあとは色んな研修に参加していきたいですね。税理士業をやりながらどこまで不動産業をやるのか本当に自分でもわからないですけど、色々と勉強はしていきたいです。