読んだ本の感想など

電車の中やカフェで読んだ本の感想などを。

フォレスト出版『デジタルマネー戦争』感想

房広治 徳岡晃一郎『デジタルマネー戦争』フォレスト出版 2021年9月刊

 

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吉祥寺アトレの2階の本屋でだいぶ前に買っていた本。最近読破しました。

お金のデジタル化がどんどん進んでいるという内容の本でした。お金のデジタル化がデジタルトランスフォーメーションに直結するという内容。日本は遅れているようですが、そのうちすべてスマホで決済する時代になっていくのでしょうか。ちなみに私が買い物するときの決済スタイルはPASMOのカード(現物)が4割、クレジットカード(現物)が4割、現金が2割って感じだと思います。スマホは一切使っていないです。特に理由は無いのですけど。PASMOが一番速くていいって思っています。webで買い物するときはクレジットカードの番号入力です。

お店側の視点で、クレジットカードの手数料ってめちゃめちゃ高いですよね。3%超とか。100万円売って3万円超がクレジットカード会社に取られるってなかなか高い比率だと思います。カード対応しないわけにはいかないのでどこのお店も支払っていますけども。この本ではその手数料はお金のデジタル化が進んでスマホ決済が主流になったら下がっていくだろうという予測のようです。実際どうなるでしょうね。スマホ決済系の〇〇Payっていっぱいありますけど、この3%という数字を1%に下げるためにサービス提供しているのか、それとも3%を自分のところで今後10年20年取っていく目的でサービス提供しているのか。

この本では、アメリカや中国と比較して日本はここがウィークポイントで、という内容が多かったです。日本がこの先生きのこるためには、みたいな。こういう「日本は〇〇の国と比べて〇〇だ」的な論調って、わかるようなわからないような…という感じですね。日本がどうというよりも自分や相手がどうの方が大事というか。典型的現代人って感じですね。

DXでどんどん社会が変わっていくのは間違いないですし、デジタルマネーがどうなっていくのか、楽しみですね。わくわくする分野ですね。