読んだ本の感想など

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映画「TENET テネット」感想

映画「TENETテネット」公式サイト

https://wwws.warnerbros.co.jp/tenetmovie/index.html

 

二子玉川の109シネマで観てきました。顧問先の方にこの映画館のエグゼクティブシートというものをすすめられて。1人6,500円ですけど、広くて快適な座席と上映前にラウンジで飲食ができるということで。上映の時間前からラウンジで過ごすのがいいですよーとすすめられて、1時間前に行ってラウンジでのんびり飲食したあとで、映画をみてきました。ラウンジとても居心地良かったです。広々としていて、そのときたまたまだと思いますけど他のお客さんもほぼいなくって貸し切りに近い状態で過ごせました。エグゼクティブシートが14席しかないのにラウンジの座席は30席分くらいあったと思います。快適空間でした。ビールとワインを飲んで、ソーセージ盛り合わせとポップコーンを食べました。そしたら2時間半の上映中にトイレに2回行ってしまいました。映画館って自分がトイレ行ってるときに映像を停止できないのが最大の欠点ですよね。

ということで、映画「TENET テネット」、良いとすすめられて前評判無しで観ました。日本映画ではなく海外映画なのだろうということだけは予約するときに思いましたけど。そうしたらまじで話の内容がまったく理解できないまま映画が終わってしまいました。何が起こっているのかまじでまったくわからなかった。時間が逆行ってどういうこと??っていう。逆行する人たちと順行する人たちがどういう仕組みで戦争してるの??っていう。これはまじでいまだにわからないです。どうやって戦ってるのか。誰と誰がどういう理由で戦っているのかもよくわからなかったです。主人公の名前すらわからないまま終わったなぁと思っていたら主人公の名前はもともと設定されてないみたいですね? なぜ設定されてないのかはまったくわかりませんけど…。

とはいえ、まぁ、おもしろかったです。最初のオペラハウスのテロのシーンなんかめちゃめちゃわくわくしました。でも最後まであのテロが何だったのか説明なかったような…。時間を逆行させるアイテムが未来から送られてくるという設定も、かなりわくわく感がありました。バトルシーンはほぼカットでも良かったかなー。1対1で拳銃が転がってわちゃわちゃするシーンも最後の大人数で戦争するシーンも特に緊張感はなかったですよね。座席が映像に合わせてぐらぐら揺れる演出はめちゃめちゃ良かったですけど。

そういえば、主人公がヒロインに対して一目ぼれみたいな感じで好意をしめしてるのも、現代日本人の感覚だと物足りなかったですね。理由がないと説得力がないというか。別に男女に限らずですけど、人格とかキャラクターに対して好きになるというような描写にしてほしいです。このあたりの描写については、何十年か前の作品を見ているような気分でした。

シートが映画の映像に合わせてぐらぐら揺れる演出とか、ラウンジの快適さはとても最高だったので、またこの映画館のこの座席でみたいなーとは思いました。「TENET テネット」も設定とか仕組みとかがわかったうえでみたらもっと楽しめたのかもしれないなーとも思います。でもトイレ行ってる間に映像が自動的に進んじゃうシステムだとラウンジでビール飲みづらいかな~。