読んだ本の感想など

電車の中やカフェで読んだ本の感想などを。

バチェロレッテジャパン シーズン2 エピソード3まで感想

バチェロレッテジャパン シーズン2 エピソード3までの感想

 

Amazon.co.jp: バチェロレッテ・ジャパン シーズン2を観る | Prime Video

 

バチェロレッテ2、始まりましたね。すごい楽しみにしてました。バチェラーもバチェロレッテも毎回好きですね。今回も夜ご飯を食べながら夫婦でのんびり見ています。

7月8日に公開されたエピソード1~3までについて、ネタバレ含めて語ります。

今回、エピソード3までの時点でかなりおもしろいですね。序盤はキャラクター紹介的なパートで中盤くらいからおもしろいというのがバチェラーの定番と思いますけど、想像以上に最初からおもしろかったです。残っている男性陣がいい人多そうな感じがします。

バチェロレッテについても、好感もてる感じですね。最初にプロフィール映像や経歴紹介を見たときは美人で会社経営してて完璧すぎて、これは参加者の中から相手が見つからないんじゃ…と思ったりもしましたけど。素直で明るい性格って感じで、好感持てます。バチェロレッテとしてふさわしい感じというか。バチェロレッテ1の人も別の意味でバチェロレッテにふさわしい感じはありましたけど。なんだか真逆なタイプだなぁと感じますね。エピソード3の時点ではまだまだ何もわかりませんけども。バチェロレッテ1の萌子さんはこの人は100%男性にモテないだろうなぁという感じでしたけど、バチェロレッテ2の人は100%男性にモテるだろうなぁという感じですね。モテるのが良い悪いの話ではなくタイプとして。バチェロレッテ1の人はお嬢様感がすごかったですけど、このバチェロレッテ2の人は人生の中でコミュ力を身につけてきた人って感じはしますね。きちんとモテてきた中でコミュ力をみがいてきた人というか。

歴代のバチェラーバチェロレッテは、参加者の人たちに対して本当にこのバチェラー(バチェロレッテ)と結婚したいと思っているの…?と問いたいシーンも多かったですが、今回は何となくみんな本気でこの人と結婚したいと思ってがんばってると思えそうな安心感があります。まぁまだエピソード3なので何とも言えないですけど。

男性陣についても、残っている人たちはみんなコミュ力があって良い人が多そうな感じがしますね。40歳の阿部さんが手紙を読んでいると思ったら1行しか書いてなかったというシーンはびっくりしました。感動しました。サプライズだった。

男性陣が仲良さそうな感じなのはとても良いですね。前回のバチェロレッテ1のときも思いましたけど。雰囲気良さそう。小出さんが呼ばれなかったときにみんな悲しんでるシーンとか、なんだか絆を感じましたね。あと、手際よく料理作ってる小出さんと長谷川さんが向かい合って話しているシーン、何のためにこのシーンをはさんだのかって感じでしたけどすごい雰囲気良かった。

マクファーくんだけはちょっと謎というか、視聴者視点ですごい嫌な人に見えてしまっていますけど…。6人のデートでずっと1人が手をつないでいるというのは引いてしまいますよね。バチェロレッテ側がそれを許しているのが謎というか。これがバチェラーだったらバチェラー側からちょっとさすがにって感じで離れそうな気がしますけど。6人の女子とグループデートしている間に1人の女子がずっと腕を組んでくるみたいなことですよね。その人が周りから嫌われないか心配で、居心地が悪すぎる。その人が嫌われるついでに自分も嫌われそうでこわいというか。

今回のデート内容もさすがAmazonという豪華さで、ランタンを飛ばすのも象と遊ぶのも気球に乗るのもすごかったですね。Amazonすごいなああって感じでした。これからのデートも楽しみですね。アクティビティ系のデートが多すぎてインドア系の人がちょっとかわいそうになるのはバチェラーあるあるですよね。

男性陣は、やっぱり長谷川さんが好感持てるなぁという感じですね。1話時点でAmazonが謎に尺多めにとっていて不思議でしたけど、いい人っぽい。今のところあまり深い会話シーンもなくってキャラクターもわからないですけど、終盤まで残る人なのかな。

24歳~26歳の年下組は、まぁどこかで脱落なのかなという感じはしますよね。さすがに結婚しそうな感じは無いというか。40歳の人も無いとは思いますけど。

なんか24歳のマッスルの人が口を切った当日に病院に連れていってもらえて幸運だった的な会話をしていましたけどAmazonすごいなと。なんか今回スタッフが映り込んでいるシーンが何回かありましたけど、たぶんものすごい数のスタッフの人たちで対応しているのだろうなぁと毎回思います。ランタン飛ばしたときの周りの人たちも下手したら現地のアルバイトスタッフか。

今後の展開予想は、26歳のジェイや何歳か忘れましたけど若そうなモデルの澤井くんは落ちていきそう。マッスルの人は顔と性格が良いからもう少し残しそうな気もしますけど終盤までは無さそう。経営者の田村さんという人は視聴者視点だといまいちキャラクターがつかめないのですけど、なんで残っているのだろう。長谷川さんも視聴者視点だと残っているのが謎ですけど、性格良さそうですし終盤まで残るのかな。鎧も外せそうですし。40歳の阿部さんは早めに脱落と思っていましたけど手紙はちょっと感動だったので落としづらそうですね…。美容師兼画家の人とダンサーの人は、話しているときにすごい楽しく盛り上がってそうな雰囲気はありましたけど、正直まだよくわからないというか。画家の人は消去法だと残りそうですけど、エピソード3までの時点で視聴者視点だと全然読めないですね。マクファーくんは視聴者視点では中盤で2on1とかで脱落がスムーズかなと思いますけどバチェロレッテ的には有りなのですかね~。もし終盤まで残るなら実は良い人と思えるような編集をAmazonにお願いしたいですよね。

エピソード3の時点では何とも言えないですけどこの先の脱落順を予想してみると、ダンサーの人、ジェイ、背の高い澤井さん、40歳阿部さん、美容師兼画家の人、マッスルの人、マクファー、田村さん、長谷川さん(結婚はしない。)

鯨井あめ『晴れ、時々くらげを呼ぶ』ネタバレ感想

鯨井あめ『晴れ、時々くらげを呼ぶ』講談社文庫 2022年6月刊

 

 

※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。

 

吉祥寺キラリナ7階の本屋で平積みの棚から買いました。知らない作者でしたけど、何か小説でも読むかーというノリで。最初はちょっと世界観に入り込めないところもありましたけど、かなりおもしろかったです。すぐ読み終えてしまいました。

最初は主人公のキャラクターや主人公とヒロインの関係性にあんまり馴染めなくて、世界観に入り込めませんでした。主人公の言葉遣いとか振る舞いがいくらなんでもひどすぎるというか。最初は主人公とヒロインの付き合っているのかいないのかわからない関係についても作者がどういう関係として描いているのかよくわからない感じでした。途中からは別に付き合っている設定ではないとわかりましたし、主人公が周りから嫌われないのは主人公補正なのだろうなということで納得しましたけど。

作中で色んな小説が紹介されているのはおもしろかったですね。実際の作家名で。読んだことあるものも多かったですけど、名前だけ知っていて読んだことないものも多かったです。

主人公が父親のことなどでモヤモヤしている感じや、ヒロインの世界中に迷惑をかけたかったという感じなど、思春期っぽくて共感できるキャラクターが多かったですね。プールに魚を放つとかも。

くらげが降ってくるというのも、最初は100%ファンタジー的な意味合いなのかなと思っていたのですけど、実際にくらげが降ってくる展開はおもしろかったです。リアリティを持たせるための理屈も作中にちゃんとあって。終盤の展開も納得感はありましたね。終盤は主人公&仲間たちに好感しかなかったですね。本を楽しみに待ってるという父親のメモ書きのシーンも良かったですし、最後はくじらが降って、ひたすらさわやかで良い終わり方だったなぁと思いました。

講談社現代新書『日本病 なぜ給料と物価は安いままなのか』感想

永濱利廣『日本病 なぜ給料と物価は安いままなのか』講談社現代新書 2022年6月刊

 

 

最近また仕事が落ち着いてきて、旅行へ行ったり読書したりのんびり過ごせています。この本は吉祥寺アトレ2階の本屋で見かけてKindleで購入しました。気持ちとしては吉祥寺アトレにお金を払いたいのですが。この本の会社からアトレへお金を送る仕組みができれば良いですね。あるいはユーザーの私自身がショールームと作者へ分けてお金を払える仕組みができれば良いですね。気持ちとしては、この本が1000円くらいだとして、アトレと作者へ600円400円くらいで払いたいです。もし作者とお話したあと買えるならアトレ200円作者800円くらいで払いたい。

日本は給料や物価が安いという内容の本でした。10年くらい前から色々なところで言われまくっている話題ですが、この話題についての2022年6月の最新の内容という位置づけの本でしょうか。ずっと前から日本はデフレで、景気も悪いみたいですよね。この本では景気が良くなりかけたところで消費税増税で景気悪くなってという流れだったと書かれていましたけど、納得感ありました。

賃金が上がらない理由としては、解雇しにくく一度上げた賃金を下げられないなどの理由があると述べられていました。あとは労働分配率が低かったり、労働者の流動性が低かったり。人を1回雇用したらずっとという風潮はありますもんね。解雇しやすくなれば賃金を上げやすくなりそうな気はしますよね。税理士事務所が派遣社員の事務員を雇おうとした場合の時給って2000円は超えるみたいですし。同じ杉並区の税理士の先生で派遣社員に時給2300円支払っているという話を聞いてちょっとおどろきました。うちの事務所もアルバイトの時給2000円なので高い方だと思いますけど普通に負けてしまった。きっと派遣社員本人には1500円くらいしか届いていないのでしょうけど。この派遣社員というシステムについてはもやもやするところがありますよね。

物価が上昇していないことについては、政府の財政出動が不十分だったせいだと述べられていました。世の中のお金は増やしたけれども。物価が上がらないと賃金も上がらないので物価は上がっていくべきという内容ですね。企業の貯蓄率がどんどん増えているのも良くないと。

うちの事務所ももっともっと給料を上げていきたいところなのですけど、アルバイト時給を2000円からさらに上げようとしたら顧問料をかなり高くしないといけなくなってしまうので、それはそれでむずかしいというか。これ以上高くするとぼったくりと言われてしまいそうで。ぼったくりと言われないために高級ホテルや高級レストランのようなサービスを目指してはいますけど、それはそれで従業員教育をがんばらないといけないですし採用の時点でかなり厳しく選んでいかないといけない気がするので、それもまた心理的に抵抗がありますね。普通に雇った人に普通に時給2000円払える事務所が理想というか。

なんか話がそれましたけど、日本の給料や物価が上がっていけばいいなぁと思いますけど、たぶん日本の多数派の老人層はそんな国を望んでいないので、一巡するまではこのままなのかなという気もしますよね。なので、この給料相場・物価相場の中で、ぼったくりと言われない程度に稼いでいけるようにスキルアップしていくしかないですね。