読んだ本の感想など

電車の中やカフェで読んだ本の感想などを。

ポプラ新書『地獄の田舎暮らし』感想

柴田剛『地獄の田舎暮らし』ポプラ新書 2021年3月刊

 

f:id:seoma:20210506212425j:plain


最近はまた色んな本を読んでいます。やっぱり読書は良いですね。

これは地方へ移住した人が移住の大変さについて語る本でした。なかなか新鮮で読んでいておもしろかったですけど、ほんとうかなぁという感覚はどうしても生まれました。きっと本当なのでしょうけど、いまいち信じられないというか。移住先に馴染めない系の話が多かったですけど、そもそも隣近所の人と話をしたりコミュニティに参加すること自体がいまいちピンと来ないというか。たぶん私が子供がいないせいだと思いますけど。私はいま杉並区高井戸の戸建てに住んでいて、隣近所の人たちは本当に感じがよくて丁寧な人たちばかりですけど、会話はしたことがないです。挨拶だけですね。どんな仕事をしているのかも、家族構成も知らないです。子供がいないせいかな…。でも私がどこか他の街へ引っ越したとして、例えば地方移住したとしても、隣近所の付き合いは特にしないと思いますけど…。地方移住を考えたことはないですけども。

本の中では移住するなら別荘地が周りとの距離感などがちょうど良くてオススメされていました。別荘地は、ちょっと前に車で軽井沢へ旅行で行ったときに別荘地エリアを通り抜けたことがあります。庭が広くて大きな家ばかりで、でも人の気配がなくって、不思議な空間でした。コンビニやスーパーは周りに全然なくて、というかどこか行くのも歩いては行けないだろうなという雰囲気で、ここに住むのはちょっと…と正直思ってしまいましたけど。でも一度くらいは民泊で泊まってみたいなぁとは思いました。

田舎へ移住というのはコロナでテレワークが当たり前になって脚光を浴びた印象ですけど、ずっと前から普通にあったのですね。でも、コミュニティがあってそこに入らないといけないとすると、合えば良いですけど合わないと地獄だろうなぁとは想像できます。合ったとしても何かトラブルがあったときに地獄になりそうですよね。

 

全然関係ないですけど田舎暮らしと言えば。↓「りんの田舎暮らし」。本の中では若い女性はとても歓迎されるという内容がありましたけど、このYoutuberりんさんも移住先で歓迎されているのだろうと思います。

22歳で倒産!貧困家なし生活をしていた私が移住するまでの1か月。田舎暮らしに憧れて。沙耶香さん彩さんに影響されまくり🌳 RinJapanesecountry lifeEnglishsubtitles - YouTube