読んだ本の感想など

電車の中やカフェで読んだ本の感想などを。

読書

光文社新書『ジェンダーで見るヒットドラマ』感想

治部れんげ『ジェンダーで見るヒットドラマ』光文社新書 2021年6月刊 ジェンダーの視点から色々な国のドラマを解説して、その国のジェンダー観の特徴を語るという内容の本でした。こんなドラマがあったのか~という感じでも読めて、おもしろい本でした。 ジ…

日経ビジネス人文庫『引き算する勇気』感想

岩﨑邦彦『引き算する勇気』日経ビジネス人文庫 2021年2月刊 吉祥寺アトレの本屋で購入しました。新刊かなと思って購入したのですが、なんか前に読んだことがあるような…という感じの内容でした。日経の記事とかが文庫化されたということなのかなと思います。…

村崎羯諦『余命3000文字』ネタバレ感想

村崎羯諦『余命3000文字』小学館文庫 2020年12月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 吉祥寺アトレの本屋で平積みになっているのを見て、買いました。まったく知らない作者の小説でした。羯諦ってすごい名前ですよね。ぎゃていで…

歌田年『紙鑑定士の事件ファイル』ネタバレ感想

歌田年『紙鑑定士の事件ファイル』宝島社文庫 2021年2月刊 ※小説の感想はネタバレ有りで書いていこうと思います。 これは1ヶ月以上前に読んだ小説でした。いそがしい時期に少しずつ読んでいって読破して、そのままこの小説についてのブログの更新を忘れてい…

NHK出版新書『現金給付の経済学』感想

井上智洋『現金給付の経済学』NHK出版新書 2021年5月刊 ベーシックインカムを導入すべきという内容の本。社会保障は残しつつ2階建てでベーシックインカムを導入するのがベストいう内容で、自国通貨の国は政府が借金をしたり赤字になったりしても問題ないので…

SB新書『伝え方の作法』感想

池上彰 佐藤優『伝え方の作法』SB新書 2021年3月刊 対談形式の本でした。普段まったく読まない形態の本でしたけど、試しに手に取ってみました。ちなみにこの対談の2人とも、名前は知っているけど…という感じです。1~2世代前の人だからかな。Youtubeでも見か…

辻村深月『かがみの孤城』ネタバレ感想

辻村深月『かがみの孤城』ポプラ文庫 2021年3月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 すごい評判が良くて文庫化されたら絶対買おうと思ってました。発売してすぐに購入していたのですけど、ようやく読めました。下巻は一気読みでし…

朝日新書『新型格差社会』感想

山田昌弘『新型格差社会』朝日新書 2021年4月刊 現代日本の色々な格差について述べられた本。コロナによってさらに格差が広がっていくだろうという内容でした。家族格差、教育格差、仕事格差などなど、どれも一理ある感じでした。 最近は私の事務所では緊急…

日経プレミア『安いニッポン』感想

中藤玲『安いニッポン』日経プレミア 2021年3月刊 日経新聞の連載シリーズをまとめた本。日経新聞は毎日読んでいるので、当時のこの記事にも見覚えはありました。こういう趣旨の記事って定期的に目にしますよね。日本は他国と比較して物価がものすごく安くな…

朝日新書『アパレルの終焉と再生』感想

小島健輔『アパレルの終焉と再生』朝日新書 2020年12月刊 アパレル業界の現状や問題点やコロナ後の展望などについての本。なんか文体がアルファベットやカタカナ多めで、微妙に読みづらいというか、簡単なことを複雑に書いてる感じの文章でした。アパレル業…

ポプラ新書『地獄の田舎暮らし』感想

柴田剛『地獄の田舎暮らし』ポプラ新書 2021年3月刊 最近はまた色んな本を読んでいます。やっぱり読書は良いですね。 これは地方へ移住した人が移住の大変さについて語る本でした。なかなか新鮮で読んでいておもしろかったですけど、ほんとうかなぁという感…

花田菜々子『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』感想

花田菜々子『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』河出文庫 2020年2月刊 めずらしくミステリと新書以外の本を買いました。日経新聞か何かの記事で知って、Amazonで買いました。売れてる本1位の帯がついてま…

幻冬舎新書『新宿・歌舞伎町』感想

手塚マキ『新宿・歌舞伎町』幻冬舎新書 2020年11月刊 三軒茶屋のTSUTAYAで購入しました。タイトル買いでした。歌舞伎町って大好きなのですよね。キラキラした雰囲気が本当に好きです。歩いているだけでテンション上がります。結婚してからも夫婦でよく行きま…

斎藤千輪『だから僕は君をさらう』ネタバレ感想

斎藤千輪『だから僕は君をさらう』双葉文庫 2020年11月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 三軒茶屋のTSUTAYAで購入しました。本屋のおすすめコーナーの中から何となく選んで。まったく知らない作者の知らない小説でした。という…

知念実希人『崩れる脳を抱きしめて』ネタバレ感想

知念実希人『崩れる脳を抱きしめて』実業之日本社文庫 2020年10月刊 ※小説の感想はすべてネタバレで書いていこうと思います。 ブログの存在を久しぶりに思い出しました。1~2行でもいいからたまには書いていこう思います。最近は夜の読書の時間が減ってきて…

住野よる『か「」く「」し「」ご「」と「』ネタバレ感想

住野よる『か「」く「」し「」ご「」と「』新潮文庫 2020年11月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 今月の新刊です。発売直後くらいに買って、1週間くらいで読み終わっていたのですけど、ブログの存在を忘れていました。今月の仕…

幻冬舎新書『思考中毒になる!』感想

齋藤孝『思考中毒になる!』幻冬舎新書 2020年7月刊 最近は寝る前に小説よりも新書を読んでいます。単なる周期のようなもので、たぶんそのうちまた小説を読むようになると思います。 この作者の本は他にも読んだことがあったと思います。見覚えのある名前で…

朝井リョウ『世にも奇妙な君物語』ネタバレ感想

朝井リョウ『世にも奇妙な君物語』講談社文庫 2018年11月刊 ※小説の感想はすべてネタバレで書いていこうと思います。 2018年11月の本だったみたいですが、最近買いました。どこの本屋で買ったかあまり覚えていないのですが、たぶん小田急線経堂駅の本屋だっ…

秋吉理香子『婚活中毒』ネタバレ感想

秋吉理香子『婚活中毒』実業之日本社文庫 2020年8月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 今月出たばかりの新刊でした。新宿の小田急百貨店10階の本屋で買いました。そのまま本屋併設のカフェで読もうと思ったのですけど結局そこで…

阿津川辰海『名探偵は嘘をつかない』ネタバレ感想

阿津川辰海『名探偵は嘘をつかない』光文社文庫 2020年6月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 Twitterか何かで知って買おうとして、本屋で並んでいなくて(売り切れていて?)Amazonで注文して買いました。最初からAmazonで良か…

PLUS新書『世界のニュースを日本人は何も知らない』感想

谷本真由美『世界のニュースを日本人は何も知らない』PLUS新書 2019年2月刊 いま本の最後のページで刊行月を確認して2019年2月と書いてあって引きました。本屋の平積みの中から取ったので2020年7月の新刊くらいに思って読んでました。まさか1年半も前の本だ…

中公新書『お酒の経済学』感想

都留康『お酒の経済学』中公新書 2020年7月刊 吉祥寺アトレのブックファーストの新刊コーナーで見つけて購入しました。この7月の新刊でした。お酒について、そのお酒の歴史や現状、今後のグローバル展開などなど、種類ごとに語られている本でした。お酒好き…

新潮新書『美術展の不都合な真実』感想

古賀太『美術展の不都合な真実』新潮新書 2020年5月刊 本屋で見かけて購入。美術館大好きなので、興味深いテーマです。美術館の入場料って高いなぁとか、人多すぎだなぁというのはよく思っていました。あと、美術館の収支ってどんな感じなのだろうかとか、顧…

住野よる『青くて痛くて脆い』ネタバレ感想

住野よる『青くて痛くて脆い』角川文庫 2020年6月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 住野よるの新刊が本屋で並んでいて、見かけた瞬間に買いました。私の一番好きな作家がこの住野よると井上真偽です。 住野よるは過去3作すべて…

光文社新書『日本の少子化対策はなぜ失敗したのか?』感想

山田昌弘『日本の少子化対策はなぜ失敗したのか?』光文社新書 2020年5月刊 吉祥寺アトレのブックファーストで購入しました。最近はアトレも今まで通りの混み具合になってきてますよね。今日の昼ご飯をアトレ地下1階のレストラン街の韓国料理のお店で食べた…

阿津川辰海『紅蓮館の殺人』ネタバレ感想

阿津川辰海『紅蓮館の殺人』講談社タイガ 2019年9月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 買おうとしたら本屋では売り切れで、結局Amazonで購入しました。それも取り寄せ?とかで一週間くらいかかっていたと思います。忘れたころに…

光文社新書『炎上CMでよみとくジェンダー論』感想

瀬地山 角『炎上CMでよみとくジェンダー論』光文社新書 2020年5月刊 今月出たばかりの新刊ですね。吉祥寺キラリナ7階の本屋で買いました。いつの間にか本屋はオープンしていました。キラリナ3~6階はすべて閉まっていて、7階8階のためだけにエスカレーターが…

深水黎一郎『最高の盗難』ネタバレ感想

深水黎一郎『最高の盗難』河出文庫 2020年5月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 今月出たばかりの新刊ですね。とにかく新しい本を読みたくて、新刊コーナーの中から選んで買いました。『ミステリーアリーナ』の作者だな~と思っ…

光文社新書『生命保険の不都合な真実』感想

柴田秀並『生命保険の不都合な真実』光文社新書 2019年11月刊 確定申告の時期より前に購入していましたが、あとで読もうと思っていたらずっと読めず、今ごろになって読破しました。確定申告時期が終わってだいぶ時間が取れるようになって、さらにコロナウィ…

桐山徹也『ループ・ループ・ループ』ネタバレ感想

桐山徹也『ループ・ループ・ループ』宝島社文庫 2020年4月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 発売されてすぐ買いました。この作者は前作の『愚者のスプーンは曲がる』がめちゃめちゃおもしろかったので次回作をずっと楽しみに待…