読んだ本の感想など

電車の中やカフェで読んだ本の感想などを。

読書感想

深水黎一郎『ミステリー・アリーナ』ネタバレ感想

深水黎一郎『ミステリー・アリーナ』講談社文庫 2018年6月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 ここ何ヵ月かで読んだ小説の中で一番おもしろかったです。 本屋の新刊コーナーで見かけて購入しました。全然知らない作者の知らない…

『日本の国難 2020年からの賃金・雇用・企業』感想

中原圭介『日本の国難 2020年からの賃金・雇用・企業』講談社現代新書 2018年4月刊 これからの日本について、少子化問題や、雇用が減っていき、賃金が増えず、自治体も窮地に陥る可能性があって、などなど悲観的な視点から述べられた本。文章もわかりやすく…

中山七里『連続殺人鬼カエル男』ネタバレ感想

中山七里『連続殺人鬼カエル男』宝島社文庫 2011年2月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで語ろうと思います。 Twitterでオススメされて購入しました。寝る前に少しずつ読んでいって、結局読みきるまで一週間はかかったかもしれません。なんか飲み会が続い…

辻堂ゆめ『片想い探偵 追掛日菜子』ネタバレ感想

辻堂ゆめ『片想い探偵 追掛日菜子』幻冬舎文庫 2018年6月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 (今回は特にネタバレは無いですが…) 『いなくなった私へ』の作者の新作でした。本屋の新刊コーナーで見かけて購入。1~2日くらいで…

志駕 晃『ちょっと一杯のはずだったのに』ネタバレ感想

志駕晃『ちょっと一杯のはずだったのに』宝島社文庫 2018年6月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 本屋の新刊コーナーで見かけて購入しました。同じ作者の前作の『スマホを落としただけなのに』も読んだことはありまして、そっち…

『日本の分断 切り離される非大卒若者たち』感想

吉川徹『日本の分断 切り離される非大卒若者たち』光文社新書 2018年4月刊 壮年大卒男性、 壮年大卒女性 (壮年=40代50代) 壮年非大卒男性、壮年非大卒女性 若年大卒男性、 若年大卒女性 (若年=20代30代) 若年非大卒男性、若年非大卒女性 現代の日本は …

八木圭一『手がかりは一皿の中に』ネタバレ感想

八木圭一『手がかりは一皿の中に』集英社文庫 2018年6月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 (この記事はネタバレというほどのネタバレは無いかもしれません) 本屋の新刊コーナーに並んでいるのを見て購入しました。「このミス…

歌野晶午『絶望ノート』ネタバレ感想

歌野晶午『絶望ノート』幻冬舎文庫 2012年8月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 これもTwitterで存在を知って購入。古い小説だったせいか吉祥寺の本屋で売ってなくって、Amazonで購入しました。なかなか分厚い本でしたけど、す…

井上夢人『ラバー・ソウル』ネタバレ感想

井上夢人『ラバー・ソウル』講談社文庫 2014年6月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 Twitterで教えてもらった小説。全然知らない作者の知らない小説だったのですが、その教えてくれた人は1日で一気読みしてしまったらしい。「分…

高野和明『グレイヴディッガー』ネタバレ感想

高野和明『グレイヴディッガー』講談社文庫 2005年6月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 『ジェノサイド』の作者の小説で、前から読みたいなーと思ってた作品でした。おもしろいらしいとは聞いていて。 実際なかなかおもしろか…

春畑行成『僕が殺された未来』ネタバレ感想

春畑行成『僕が殺された未来』宝島社文庫 2017年8月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 (この感想はネタバレあまり無いかもしれません) このミステリーがすごい大賞?という賞の中の作品らしいです。大賞は取っていないけど良…

下村敦史『闇に香る嘘』ネタバレ感想

下村敦史『闇に香る嘘』講談社文庫 2016年8月 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 これもTwitterで3~4個一気におすすめしてもらったうちの一つ。本当にありがたいです。何年か前の小説らしいですけど、吉祥寺パルコブックセンター…

くろきすがや『感染領域』ネタバレ感想

くろきすがや『感染領域』宝島社文庫 2018年2月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 発売されたころに本屋の新刊コーナーで見て、買おうかなーと思っていた本。たぶんそのときは読んでいた本があったので買わなかったのですよね。…

多島斗志之『黒百合』ネタバレ感想

多島斗志之『黒百合』創元推理文庫 2015年8月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 Twitterでおすすめの小説をいくつか教えてもらったうちの一つ。なかなか自分で小説を見つけていくのも限界がありますので、こういうのはとてもあ…

竹本健治『涙香迷宮』ネタバレ感想

竹本健治『涙香迷宮』講談社文庫 2018年3月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 大賞受賞作ということで、どこの本屋でもずらーっと平積みにされていた小説。買って読み始めてから知ったのですが、シリーズ物の新作という位置づけ…

渡辺優『ラメルノエリキサ』ネタバレ感想

渡辺優『ラメルノエリキサ』集英社文庫 2018年2月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 本屋の新刊コーナーに並んでいるのを見て購入。全然知らない作者さんでしたけど、本を開いたところに顔写真が載っていました。他にも芦沢央さ…

井上真偽『その可能性はすでに考えた』ネタバレ感想

井上真偽『その可能性はすでに考えた』講談社文庫 2018年2月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 いつの間にか文庫化されていたということで、買ってきました。『その可能性はすでに考えた』タイトルかっこよすぎますね。全小説の…

『いつかの人質』ネタバレ感想

芦沢央『いつかの人質』角川文庫 2018年2月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 今年の2月に出たばかりの文庫新刊。元々でっかい本で出ていたのが文庫化されたという経緯の本のようです。本屋の新刊コーナーに並んでいるのを見て…

『羊と鋼の森』ネタバレ感想

宮下奈都『羊と鋼の森』文春文庫 2018年2月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 今どこの本屋でも最前列にずらーっと並べられている本。「本屋大賞」を取った本が文庫化されたという経緯の本らしいです。全然知らない作家さんの小…

『ナイルパーチの女子会』ネタバレ感想

柚木麻子『ナイルパーチの女子会』文春文庫 2018年2月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 新刊コーナーの目立つ位置にずらーっと並んでいて、〇〇賞を受賞という文言に釣られて購入しました。帯には高校生~と書いてあって高校生…

『定年後』感想

楠木新『定年後』中公新書 2017年4月刊 吉祥寺kirarina7階の啓文堂で、2017年の1位という帯を見て購入。我ながらちょろいですね。1位と聞くと、とりあえずで買ってしまう。西新宿のNSビル(日本生命ビル)1階のタリーズコーヒーで、一気に読破しました。コー…

『がん消滅の罠』ネタバレ感想

岩木一麻『がん消滅の罠 完全寛解の謎』宝島社文庫 2018年1月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 今どの本屋でも一番目立つ場所に平積みにされている本。もともとでっかいやつで出版されていたのが文庫になったようです。「この…

『武道館』ネタバレ感想

朝井リョウ『武道館』文藝春秋 2015年4月 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 武道館といえばアイドル、アイドルといえば武道館、これほどアイドルの小説にふさわしいタイトルも無いと思います。でも作中で武道館が本来の武道の目的…

『アルバトロスは羽ばたかない』ネタバレ感想

七河迦南『アルバトロスは羽ばたかない』創元推理文庫 2017年11月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 発売されたばかりの文庫本でしたが、2010年の小説の文庫化ということみたいです。前作『七つの海を照らす星』に続いて購入し…

『恋と禁忌の述語論理』ネタバレ感想

井上真偽『恋と禁忌の述語論理(プレディケット)』講談社NOVELS 2015年1月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 これが井上真偽のデビュー作らしいですね。なぜかデビュー作だけずっと読んでいませんでした。たぶん表紙とタイトル…

『七つの海を照らす星』ネタバレ感想

七河迦南『七つの海を照らす星』創元推理文庫 2013年5月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 吉祥寺駅ビルのkirarina7階の本屋で購入。kirarina7階の本屋って、前はめちゃめちゃ通っていたのですけど今は半分くらいの広さになって…

『アマゾンが描く2022年の世界』感想

田中道昭『アマゾンが描く2022年の世界』PHPビジネス新書 2017年12月刊 Amazonについての本。なんだか「激しく同意」を「激しくアグリー」と言ってるみたいな文体の本でしたが…。web小売だけではなく無人スーパーAmazonGOとかクラウドのAWSアマゾンウェブサ…

『放課後に死者は戻る』ネタバレ感想

秋吉理香子『放課後に死者は戻る』双葉文庫 2017年11月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 読む小説がなくなったので何か買っておこうと思って本屋の新刊コーナーから購入した本。この作者の前作の『暗黒女子』はかなり前に読ん…

『校舎五階の天才たち』ネタバレ感想

神宮司いずみ『校舎五階の天才たち』講談社タイガ 2017年9月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 今年の9月に発売されたばかりのミステリ小説。twitterで存在を知って購入しました。同じ講談社の文庫シリーズの『探偵が早すぎる』…

『底辺への競争』感想

山田昌弘『底辺への競争』朝日新書 2017年10月刊 吉祥寺アトレ2階のブックファーストで購入。今の社会では貧困・下層へ落ちないような競争が行われているという本。読みやすくて、内容も納得感がありました。ここ何年か日経新聞でもこういう貧困系の話はよく…