読んだ本の感想など

電車の中やカフェで読んだ本の感想などを。

読書感想

多島斗志之『黒百合』ネタバレ感想

多島斗志之『黒百合』創元推理文庫 2015年8月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 Twitterでおすすめの小説をいくつか教えてもらったうちの一つ。なかなか自分で小説を見つけていくのも限界がありますので、こういうのはとてもあ…

竹本健治『涙香迷宮』ネタバレ感想

竹本健治『涙香迷宮』講談社文庫 2018年3月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 大賞受賞作ということで、どこの本屋でもずらーっと平積みにされていた小説。買って読み始めてから知ったのですが、シリーズ物の新作という位置づけ…

渡辺優『ラメルノエリキサ』ネタバレ感想

渡辺優『ラメルノエリキサ』集英社文庫 2018年2月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 本屋の新刊コーナーに並んでいるのを見て購入。全然知らない作者さんでしたけど、本を開いたところに顔写真が載っていました。他にも芦沢央さ…

井上真偽『その可能性はすでに考えた』ネタバレ感想

井上真偽『その可能性はすでに考えた』講談社文庫 2018年2月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 いつの間にか文庫化されていたということで、買ってきました。『その可能性はすでに考えた』タイトルかっこよすぎますね。全小説の…

『いつかの人質』ネタバレ感想

芦沢央『いつかの人質』角川文庫 2018年2月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 今年の2月に出たばかりの文庫新刊。元々でっかい本で出ていたのが文庫化されたという経緯の本のようです。本屋の新刊コーナーに並んでいるのを見て…

『羊と鋼の森』ネタバレ感想

宮下奈都『羊と鋼の森』文春文庫 2018年2月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 今どこの本屋でも最前列にずらーっと並べられている本。「本屋大賞」を取った本が文庫化されたという経緯の本らしいです。全然知らない作家さんの小…

『ナイルパーチの女子会』ネタバレ感想

柚木麻子『ナイルパーチの女子会』文春文庫 2018年2月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 新刊コーナーの目立つ位置にずらーっと並んでいて、〇〇賞を受賞という文言に釣られて購入しました。帯には高校生~と書いてあって高校生…

『定年後』感想

楠木新『定年後』中公新書 2017年4月刊 吉祥寺kirarina7階の啓文堂で、2017年の1位という帯を見て購入。我ながらちょろいですね。1位と聞くと、とりあえずで買ってしまう。西新宿のNSビル(日本生命ビル)1階のタリーズコーヒーで、一気に読破しました。コー…

『がん消滅の罠』ネタバレ感想

岩木一麻『がん消滅の罠 完全寛解の謎』宝島社文庫 2018年1月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 今どの本屋でも一番目立つ場所に平積みにされている本。もともとでっかいやつで出版されていたのが文庫になったようです。「この…

『武道館』ネタバレ感想

朝井リョウ『武道館』文藝春秋 2015年4月 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 武道館といえばアイドル、アイドルといえば武道館、これほどアイドルの小説にふさわしいタイトルも無いと思います。でも作中で武道館が本来の武道の目的…

『アルバトロスは羽ばたかない』ネタバレ感想

七河迦南『アルバトロスは羽ばたかない』創元推理文庫 2017年11月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 発売されたばかりの文庫本でしたが、2010年の小説の文庫化ということみたいです。前作『七つの海を照らす星』に続いて購入し…

『恋と禁忌の述語論理』ネタバレ感想

井上真偽『恋と禁忌の述語論理(プレディケット)』講談社NOVELS 2015年1月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 これが井上真偽のデビュー作らしいですね。なぜかデビュー作だけずっと読んでいませんでした。たぶん表紙とタイトル…

『七つの海を照らす星』ネタバレ感想

七河迦南『七つの海を照らす星』創元推理文庫 2013年5月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 吉祥寺駅ビルのkirarina7階の本屋で購入。kirarina7階の本屋って、前はめちゃめちゃ通っていたのですけど今は半分くらいの広さになって…

『アマゾンが描く2022年の世界』感想

田中道昭『アマゾンが描く2022年の世界』PHPビジネス新書 2017年12月刊 Amazonについての本。なんだか「激しく同意」を「激しくアグリー」と言ってるみたいな文体の本でしたが…。web小売だけではなく無人スーパーAmazonGOとかクラウドのAWSアマゾンウェブサ…

『放課後に死者は戻る』ネタバレ感想

秋吉理香子『放課後に死者は戻る』双葉文庫 2017年11月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 読む小説がなくなったので何か買っておこうと思って本屋の新刊コーナーから購入した本。この作者の前作の『暗黒女子』はかなり前に読ん…

『校舎五階の天才たち』ネタバレ感想

神宮司いずみ『校舎五階の天才たち』講談社タイガ 2017年9月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 今年の9月に発売されたばかりのミステリ小説。twitterで存在を知って購入しました。同じ講談社の文庫シリーズの『探偵が早すぎる』…

『底辺への競争』感想

山田昌弘『底辺への競争』朝日新書 2017年10月刊 吉祥寺アトレ2階のブックファーストで購入。今の社会では貧困・下層へ落ちないような競争が行われているという本。読みやすくて、内容も納得感がありました。ここ何年か日経新聞でもこういう貧困系の話はよく…

『黒い家』ネタバレ感想

貴志祐介『黒い家』角川ホラー文庫 1998年12月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 ホラー系だけどおもしろいとおすすめされて、購入しました。これは古い作品と知っていながら購入。この作者のデビュー作らしいですね。ちょうど…

『エンタテイメントの作り方』感想

貴志祐介『エンタテイメントの作り方』角川新書 2017年10月刊 吉祥寺パルコ地下のパルコブックセンターで購入。新刊と思って購入したら2015年の単行本に修正を加えたものらしい。エンターテイメントではなくエンタテイメントなのは日本語のこだわりのような…

『ナラタージュ』ネタバレ感想

島本理生『ナラタージュ』角川文庫 2008年2月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 吉祥寺パルコ地下2階のパルコブックセンターで購入。ランキングコーナーに並んでいて帯に「映画化!」と書いてあったので新作かなと思って買って…

『宅配便革命』感想

林克彦『宅配便革命』マイナビ新書 2017年6月刊 ネット通販の時代ですからヤマトや佐川はこれから圧倒的に伸びていくだろうなぁとずっと思っていたのですけど、いまいち利益が伸びてなさそうにみえる宅配業界。ヤマトが人手不足だとか値段を上げるだとかニュ…

『死はすぐそこの影の中』ネタバレ感想

宇佐美まこと『死はすぐそこの影の中』祥伝社文庫 2017年10月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思っています。 発売されたばかりのミステリ。おもしろいらしいとおすすめされて、読んでみました。永福町駅の啓文堂書店で購入。新刊でした…

『ぼくのメジャースプーン』ネタバレ感想

辻村深月『ぼくのメジャースプーン』講談社文庫 2009年4月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います 辻村深月を連続3作目かな。スロウハイツの神様がめちゃめちゃおもしろかったので、ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ → ぼくのメジャースプーンと…

『ウォーク・イン・クローゼット』ネタバレ感想

綿矢りさ『ウォーク・イン・クローゼット』ネタバレ感想 講談社文庫 2017年10月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 今月出たばかりの新作。吉祥寺パルコ地下のパルコブックセンターで購入。ここは新作コーナーが見やすくていいで…

『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』ネタバレ感想

辻村深月『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』講談社文庫 2012年4月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 スロウハイツの神様に続いて、辻村深月の本を買ってみました。結構ボリュームがあって、毎日寝る前に少しずつ読んでいって、読み切…

『消費大陸アジア』感想

川端基夫『消費大陸アジア』ちくま新書 2017年9月刊 日本発の飲食や小売がアジアでどう受け入れられているか(受け入れられていないか)についての本。具体例を挙げてこれはこういう理由で中国でヒットした、などと書かれた内容の本でした。 知らない話ばか…

『スロウハイツの神様』ネタバレ感想

辻村深月『スロウハイツの神様』(上下巻)講談社文庫2010年1月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 ちょっと前に「辻村深月好き」「辻村深月いい」みたいな話を2人から別々に聞いたりしまして、へー読んでみようかなーと思ったの…

『ジェノサイド』ネタバレ感想

高野和明『ジェノサイド』(上下巻)角川文庫 2013年12月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います 一気読みの小説と聞いて買ってみました。名前だけは知っている小説でしたが、初めて読みました。たぶんタイトルとかあらすじとかでなん…

『縮小ニッポンの衝撃』感想

NHKスペシャル取材班『縮小ニッポンの衝撃』講談社現代新書 2017年7月刊 NHKの本ということはNHKのテレビ番組で放映された内容の書籍化ということなのでしょうか。あまりその辺の事情は知らず、本屋で平積みになっているのを見かけて購入しました。文章わか…

『罪の余白』ネタバレ感想

芦沢央『罪の余白』角川文庫 2015年4月刊 ※小説の感想はすべてネタバレ有りで書いていこうと思います。 渋谷マークシティのエクセルシオールカフェで読破。飲み会の帰りにコーヒーを飲みたくなって一人でカフェに入って、途中まで読んでいたこの本を開いて、…