読んだ本の感想など

電車の中やカフェで読んだ本の感想などを。

「バチェロレッテ・ジャパン」エピソード4まで感想

「バチェロレッテ・ジャパン」

Amazon.co.jp: バチェロレッテ・ジャパン – シーズン1を観る | Prime Video

 

バチェラーの男女逆転バージョンが、ついに始まりましたね。エピソード4まで一気に公開とはすごい。バチェラーはすごい好きで、シーズン1からシーズン3まで毎回楽しく見てました。男女逆転バージョンが始まるというのは知っていましたけど、正直これはあんまり期待はしていませんでした。男女逆だと普通なんじゃないか…とか思って。でも公開日からTwitterで好意的な感想が流れてきていておもしろそうだったので、見てみました。そしたらめちゃめちゃおもしろかったです。一気にエピソード4まで見てしまいました。続きが楽しみですね。

男参加者がキャラ強めな人ばかりで、エピソード1の時点ですでにおもしろかったです。ブーメランパンツ&歌を歌うとか、サムライとか、サーファーとか、美容男子とか画家とか。職業の偏りがすごいですよね。サラリーマンが一人もいない感じ。これはバチェラージャパンの方でもそうでしたけど。やっぱりタレント事務所所属とかそういう人たちが多いのですかね。普通の仕事だとこんな番組に出演できないですよね。

バチェラーのときもそうでしたけど、絶対結婚目的じゃないだろうって参加者ばかりですよね。ビジネスとか売名とかそういう目的で参加している人たちばかりって印象です。このバチェロレッテの福田萌子さんと100%合わないだろうって人も普通にごろごろいますし。

そもそもこのバチェロレッテの福田萌子さんと結婚したいか?という問題もありますが…。世界中を旅してスポーツをしている人らしいですけど(親のお金なのかな)結婚してもそういう生活なのだろうか…。夫は日本でモデルや俳優の仕事をして妻は海外でスポーツしてるみたいな夫婦を目指すのかなぁ。それとも結婚したら生活を落ち着かせるって感じなのですかね。あるいはそろそろ生活を落ち着かせたいから結婚したい、とか。そういう思いが作中でまだ語られていないので、視聴者の立場でよくわからない感じがありますよね。どういう人とどういう結婚をしたいの…?という。視聴者視点だと参加者の中の誰と結婚してもうまくいかなそうだけど…。っていう。

パーソナルトレーナーの弟とかという男の存在意義はまじで謎でしたね。何のために来たのか。どういう立場から参加者の人たちにものを言っているのか、まじで謎でした。一緒に参加者の人たちについて話をするバチェロレッテの株も下がるというか。視聴者に見せられても…って感じがありました。

でもこの福田萌子さん、しっかりしていて性格も良さそうで、とても好感持てる人ですね。今までのバチェラーよりも好感度高いかも。残す人を選ぶ基準もとても納得感あります。自分の言葉で話せるタイプの人がいいというのがとても良いですね。というか参加者の人たちが福田萌子さんに対してものすごく薄っぺらい会話を続けてるシーンが結構あって、なんでこのレベルの人が参加者に選ばれたのだろう…と思ったこともありました。

あとは、このバチェロレッテの福田萌子さんが、どういう人とどういう結婚をしたいと考えているのか、どういう仕事をしてどういう人生を生きていきたいと思っているのか、その辺の深い考え方が語られるの待ちですね。エピソード4の時点では、たぶんカットされてるのでしょうけど、いまいち見えてこないですよね。

最終話で誰が選ばれるのか、まったく読めないですね。黄さんとか杉ちゃんとかは素直に思ってることを言うキャラクターで好感持てますけど結婚相手に良さそうかというと…。ブーメランパンツの人はうすっぺらいですし、23歳の人もさすがに結婚相手には…。料理研究家の人は立ち振る舞いとかメニュー表の最後を隠しておくところとかしっかり女性にモテる男って感じで良いと思います。このレベルの男を17人そろえてほしかったって思います。オーダースーツの人も、スーツの仕事のために出演したというようなことをしっかり言ったのは良かったですね。そのあたりをごまかそうとするから薄っぺらくなる。あとはなんとか崎さん?の漢字がまじで何と読むのかわからなくてすごい苗字だなって思いました。はんぬきざきさん?でいいのかな。作中で2~3回くらい呼ばれていましたけどいまだに正確にわからないです。

※追記 はんのきざわ さんでしたね。苗字かっこよ~。

映画「TENET テネット」感想

映画「TENETテネット」公式サイト

https://wwws.warnerbros.co.jp/tenetmovie/index.html

 

二子玉川の109シネマで観てきました。顧問先の方にこの映画館のエグゼクティブシートというものをすすめられて。1人6,500円ですけど、広くて快適な座席と上映前にラウンジで飲食ができるということで。上映の時間前からラウンジで過ごすのがいいですよーとすすめられて、1時間前に行ってラウンジでのんびり飲食したあとで、映画をみてきました。ラウンジとても居心地良かったです。広々としていて、そのときたまたまだと思いますけど他のお客さんもほぼいなくって貸し切りに近い状態で過ごせました。エグゼクティブシートが14席しかないのにラウンジの座席は30席分くらいあったと思います。快適空間でした。ビールとワインを飲んで、ソーセージ盛り合わせとポップコーンを食べました。そしたら2時間半の上映中にトイレに2回行ってしまいました。映画館って自分がトイレ行ってるときに映像を停止できないのが最大の欠点ですよね。

ということで、映画「TENET テネット」、良いとすすめられて前評判無しで観ました。日本映画ではなく海外映画なのだろうということだけは予約するときに思いましたけど。そうしたらまじで話の内容がまったく理解できないまま映画が終わってしまいました。何が起こっているのかまじでまったくわからなかった。時間が逆行ってどういうこと??っていう。逆行する人たちと順行する人たちがどういう仕組みで戦争してるの??っていう。これはまじでいまだにわからないです。どうやって戦ってるのか。誰と誰がどういう理由で戦っているのかもよくわからなかったです。主人公の名前すらわからないまま終わったなぁと思っていたら主人公の名前はもともと設定されてないみたいですね? なぜ設定されてないのかはまったくわかりませんけど…。

とはいえ、まぁ、おもしろかったです。最初のオペラハウスのテロのシーンなんかめちゃめちゃわくわくしました。でも最後まであのテロが何だったのか説明なかったような…。時間を逆行させるアイテムが未来から送られてくるという設定も、かなりわくわく感がありました。バトルシーンはほぼカットでも良かったかなー。1対1で拳銃が転がってわちゃわちゃするシーンも最後の大人数で戦争するシーンも特に緊張感はなかったですよね。座席が映像に合わせてぐらぐら揺れる演出はめちゃめちゃ良かったですけど。

そういえば、主人公がヒロインに対して一目ぼれみたいな感じで好意をしめしてるのも、現代日本人の感覚だと物足りなかったですね。理由がないと説得力がないというか。別に男女に限らずですけど、人格とかキャラクターに対して好きになるというような描写にしてほしいです。このあたりの描写については、何十年か前の作品を見ているような気分でした。

シートが映画の映像に合わせてぐらぐら揺れる演出とか、ラウンジの快適さはとても最高だったので、またこの映画館のこの座席でみたいなーとは思いました。「TENET テネット」も設定とか仕組みとかがわかったうえでみたらもっと楽しめたのかもしれないなーとも思います。でもトイレ行ってる間に映像が自動的に進んじゃうシステムだとラウンジでビール飲みづらいかな~。

幻冬舎新書『思考中毒になる!』感想

齋藤孝『思考中毒になる!』幻冬舎新書 2020年7月刊

 

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最近は寝る前に小説よりも新書を読んでいます。単なる周期のようなもので、たぶんそのうちまた小説を読むようになると思います。

この作者の本は他にも読んだことがあったと思います。見覚えのある名前でした。

内容に納得感があって、読みやすくて、良い本でした。常に頭を使って考えるのが大事というのは、本当にその通りだなぁと思います。内容とてもわかりみが深かったです。新しいアイディアにしても仕事のクオリティにしても、思考するということはとても大事だと思います。常に自分のこととして考えるというのも、私もなるべくそうしようと意識しています。税理士会の講演なんかでも最後の質疑応答タイムの質問を用意しながら聞いていたりします。下っ端なので自分が質問することはあまり無いのですけど、誰も手を挙げなかった場合の保険として、用意しておいています。そういう心構えというか、行動って、やっぱり先輩方から好かれますよね。自分で言いますけど重宝されています。あとは例えばレストランでウエイター・ウエイトレスの方が皿を運んできたときに食材の説明をしてくれるときも、ガチで集中してすべて暗記しています。必ずそのあと何だったっけと話題になるので、〇〇って言ってましたねと返答できるようにしています。頭がいいと思ってもらえるんじゃないかなーと期待して。

作中では手書きがおすすめされていましたけど、それだけは私はやっていませんでした。手書き、いいのかな~。仕事のメモでもすべてWordかメモ帳ですね。

アイディアを出し合うというのも、すごい良さそうだなぁと思いました。うちの事務所も社員が増えたらそういう空気を作りたいなぁと思います。一人事務所で仕事しているとそういうことができないので、寂しいというか、あせりを感じます。1人では思いつかないようなアイディアがほしいですね。成長のために。