読んだ本の感想など

電車の中やカフェで読んだ本の感想などを。

好きなYoutuberランキング2020年夏時点

好きなYoutuberについて語っていきます。仕事中にYoutubeを流しているタイプなので、恥ずかしながらYoutuberにはめちゃめちゃ詳しいです。しかもヒカキン、はじめしゃちょー、ヒカル、東海オンエアなど有名Youtuberの動画を普通に見てます。王道って感じです。普通におもしろくて見てます。ちなみに↑の有名Youtuberの中ではヒカルくんが一番好きです。色んな職業の人と会話する系の動画がめちゃめちゃおもしろい。会話中にする質問が超おもしろいことが多い。それ聞いたらめっちゃおもしろそうってことを聞いてくれる感じです。あとはヒカルくんの素直でストレートなキャラクターも好きですね。全部オープンにしているのがほんと現代的というか、Youtuberって感じです。私も(Youtuberでも無いのに)全部オープンにしているタイプですけど。

 

好きなYotuberランキング第1位「整形アイドル轟ちゃん」

https://www.youtube.com/watch?v=t26KmSRqJ9Y

Youtubeめちゃめちゃ見ますとかYoutuber詳しいっすよーと人に言うと、たまに「Youtuber誰みてます?」とか「Youtuber誰が好きなんですか?」と聞かれることがあります。まぁ2~3ヶ月に一度くらいですが。そんなとき、とりあえず答えているのがこの整形アイドル轟ちゃんです。「一番好きなのは整形アイドル轟ちゃん」これ人生で5~6回言ったな。答えとして正解なのかどうかはまじでわからないですけど。でも好きなのは本当です。トークが好き。客観視してる系のツッコミ字幕も好きです。

 

「大学で一人花見しながら粉雪歌うバカ」

https://www.youtube.com/watch?v=u7o6KrSFVNY

ちなみにYoutubeの動画で一番好きなのは、この動画です。中央大学で一人で粉雪を歌う動画。全動画の中で一番好きです。20~30回見てます。最高に笑えるし、最高に元気がでます。ほんと好き。まじで元気でる。

 

「【完結編】ジャスティンビーバーに変装して黒人SPを連れて歩いたら大阪が大パニック!!」

 https://www.youtube.com/watch?v=UlzdO7M2DY8 

エンターテイメント系だと、カルマくんのこのシリーズが特に好きでした。このシリーズは最初に見たとき天才だなぁと思いました。超絶おもしろかった。この動画のやつ以外でも、渋谷のハロウィンのやつとかもすごいおもしろかったですね。

 

「PKA channel」

https://www.youtube.com/watch?v=pG0botVcEVU

これは好きなYoutuberとしてなかなか人に言いづらいですが。ぴーくんのキャラが好きですね。ぴーくんがトークうまくて、3人の雰囲気も良くて、安定しておもしろい。こういう化粧男子って現代の主流ですよね。

 

「【中田敦彦のしくじり武勇伝】人は何者にでもなれる、いつからでも。」

https://www.youtube.com/watch?v=hQKEXbv_VJc&t=2923s

最近のYoutube動画の中ではこれが一番おもしろかったかも。この動画、2時間半という長さなのにおもしろすぎてずっと聞いてしまいました。最初から最後までめちゃめちゃおもしろい。ずっと楽しく聞けた。プロってすごいなと思いました。トーク能力の高さを感じます。この人、お笑い芸人のときはよく知らなかったのですけど、売れるのも納得の能力の高さだなぁと思いました。

 

「宋世羅の羅針盤ちゃんねる」

https://www.youtube.com/watch?v=AtnKZHMtMHk

あとは、こういうビジネス系のチャンネルも普通に好きです。正直めっちゃ好きで見てるというわけでもないですけど、仕事しながら流すにはこういう動画の方が最適です。画面を見なくても楽しめますし。企画系のYoutuberの動画だとどうしても画面を見ないと楽しめないものが多いですし。

 

まだまだ好きなYoutuber、よく見るYoutuberはいっぱいいるのですけど、今回はここまででー。

映画「劇場」感想

映画「劇場」公式サイト

https://gekijyo-movie.com/

 

吉祥寺アップリンクで観てきました。この作品が見たいというよりも、コロナ後の映画館へ行ってみたいという気持ちの方が強かったです。緊急事態宣言が明けてからずっと映画館へ行きたかったのですが、おもしろそうな作品がまったくやってなくって、ようやく興味の持てる作品が公開されたので行ってきた、という感じでした。

吉祥寺アップリンクへも今回で初めて行くことができました。このパルコ地下2階が本屋だったときはめちゃめちゃ通っていたのですけど。地下1階にあった治一郎カフェもよく利用していました。それが映画館に変わってから一度行きたいとずっと思っていたのですけどタイミングがなくって、コロナ後の今になってようやく行くことができました。想像してたより良かったです。そんなにごみごみしてなくって。座れるソファーもたくさんあって。映画館内の客層は、若い人が多くて、一人で来てる人が多いなと思いました。老人はコロナで外へ出られないだけかもしれませんけど。座席が1個飛ばしなのは本当に良かったですね。映画館って隣に人がいると(人次第ですけど)快適度が下がることがあるので、隣に人がいないレベルの映画を狙って見に行っていたのですよね。平日に行くとか、人気の無い作品へ行くとか。それが今後は一切気にせずどんな作品でも見に行けるようになったと言えるのかもしれません。すばらしいですね。

というわけで「劇場」めちゃめちゃ良かったです。恋愛映画って感じでしたけど、完全に男視点の恋愛映画で、めずらしいなと思いました。作者も男性みたいですね。「火花」の作者らしくて、お笑いの人らしいですけど、そのお笑いの方はよく知らないのですよね。ちなみに火花はAmazonか何かで見て、なかなかおもしろかった記憶があります。

男主人公のだめだめさをひたすら描いていく作品でしたけど、割と共感できる部分も多く、見ていて苦しかったりかわいそうだったり、そんな感じでした。自分も20代のころはこんなだったなーと思う部分も多かったです。私の場合は30歳を超えたらこういうのはなくなって、社会に対しても堂々とできるようになりました。20代のころは私も彼女の男友達の話なんかは普通に嫌だったと思います。劣等感を刺激されて苦しくなるというほどだったかどうかはわかりませんけど…。

作中でも色々な方向から語られていましたけどこの永田くんのような男はさきちゃんのような人と付き合ってもうまくいくわけがないですよね。付き合う相手は選ばないとうまくいかないタイプです。フォローできるタイプの女子とじゃないとうまくいかない。

でも永田くんは顔もスタイルもいいし、ベッドの中で手をつなごうとして先につながれたときに「まだ考えてる途中だった」と言ったり、好かれる要素はありますよね。作中でモテてるのもよくわかります。逆に、永田くん視点でさきちゃんとずっと付き合い続ける理由はいまいちよくわかりませんでした。養ってもらっていたからというのは一つの理由としてあったのでしょうけど。作中では明るさとか天真爛漫さに救われたみたいな表現がありましたけど、うーーーんって感じですね。わかると言えばわかりますけど、長く付き合う理由にはならないような気が…。そもそも、さきちゃんというキャラクター自体が記号的というか描写が薄く感じられましたけど、もともと男性視点の物語なので脇役として位置づけられてるのかなって感じました。永田くん視点でさきちゃんの内面はまったく見えていないはずなので描写するわけにもいかない、その結果キャラクターが薄くなる、みたいな。フォローや気配りのできないタイプの女子(永田くん視点で)というキャラクター設定なので、なおさらですよね。ただ、フォローや気配りをできない、しようとしない性格だからこそ、その真っ直ぐさに惹かれたという描写については、わかるような気はしました。

そういえば、小さい映画館で見たからか、無名の役者を使った小規模作品なのかなってずっと思っていたのですけど、今になって公式サイトを見て主役もヒロイン役も知ってる名前でびっくりしました。結構な大作だったのかもしれない。山崎賢人くんとか普通に知ってましたし。どおりで永田くんめちゃめちゃかっこいいと思った。みずぼらしい恰好をしていてもめちゃめちゃかっこいい。作中で才能ない人設定のはずなのに才能ありそうな人に見えました。かっこよすぎて。

小さい映画館で見たのがちょうど作中の雰囲気にも合っていて、良かったと思います。リアルでこういう劇場には一度も行ったことがないのですけど、どんなものなのか一度行ってみたくなりました。今はコロナでこんな密な劇場空間は存在しないのかもしれませんけど。下北沢が舞台の作品でしたけど、映画の全体的な雰囲気がとても下北沢っぽかったですね。なんというか、作中の舞台のすべてが下北沢っぽかった。

自転車2人乗りで桜を見に行くシーンはちょっと泣けました。感動で泣くというよりかわいそうで泣けるという感じでした。共感できる部分が多くて心揺さぶられる映画でした。劣等感を刺激されているときに相手がまったく気づいてくれないしフォローもしてくれないというあるあるなシーンが多くて、心えぐる系の映画だったなぁと思います。

新潮新書『美術展の不都合な真実』感想

古賀太『美術展の不都合な真実新潮新書 2020年5月刊

 

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本屋で見かけて購入。美術館大好きなので、興味深いテーマです。美術館の入場料って高いなぁとか、人多すぎだなぁというのはよく思っていました。あと、美術館の収支ってどんな感じなのだろうかとか、顧問先に美術館があったらいいなぁとか、すごい思ってます。

個人的に今まで行った展覧会の中で良かったのは、カラヴァッジョの展覧会とミュシャの展覧会です。どちらも作品の迫力がすごくて、描いた人すごいなぁという感動がありました。国立新美術館ミュシャの展覧会はものすごい人混みで、観客としては居心地が悪かったですが、主催者は儲かりすぎて笑いがとまらないだろうなぁと思った記憶があります。ミュシャの絵を持っていたら他美術館へ貸したりするだけでこの先ずっと安泰だろうなぁと。

展覧会って基本めちゃめちゃ混んでるイメージですけど、メディアが主催して大々的に人を集めるからそうなるのだと、この本の中で書かれていました。やはり他美術館から借りてくるときに支払うレンタル料などの経費も大きくて、広告宣伝にもお金をかけてチケットを大量に売って回収するビジネスモデルだと。それは納得感がありましたね。あれだけ入場者がいるのなら経費もガンガン使えるでしょうし、一大イベントですよね。

美術館もコロナウィルスで今は大変でしょうけど、それでも都内の美術館へ行くと割と混んでいて驚きます。美術館へ行く人ってすごい多いですよね。良い作品を見るとテンション上がりますもんね。私は美術館の雰囲気自体も好きです。混んでなければ。

この本の中で推されていた東京国立近代美術館はなぜか一度も行ったことがありませんでした。今度ぜひ行ってみようと思います。意外と都内の美術館の中でもまだ行ったことがないところはあるのかもしれません。とりあえず全制覇したいですね。

個人的には目黒の庭園美術館が一番好きです。建物がかっこよい。庭園も良いですし、定期的に行きたいところです。あとは、乃木坂の国立新美術館も建物がかっこよくて好きです。トイレも各階にあるし、カフェも広くて良いです。あとは上野も好きですね。美術館や博物館がかたまっていて、公園も広くて雰囲気いいです。杉並区からだと上野はちょっと遠くて1時間近くかかってしまうのが難点なのですが、一日ゆっくり過ごせますし定期的に行きたいですね。

あと、いま横浜でやっているバンクシー展、行きたいと思いながらまだ機会がなかったのですけど、Youtuberの人の動画で紹介されていて、こんな感じなんだなぁとリアルにわかりました。普通に来場客がいる中で撮影しているのかな。完全に撮可らしくて、すごいですね。おもしろいです。

https://www.youtube.com/watch?v=zi89r

でも動画みた感じ、めちゃめちゃ混んでそうですね。やっぱり展覧会って混みますよね~。